訪英中のハリー王子、ガンを告白した父チャールズ3世と短時間の面会。
Culture 2024.02.08
ハリー王子は、ガンと診断された父親を見舞うため、2月6日にロンドンに到着した。しかし、その面会は短いものであり、急いで済まされたようだ。
ハリー王子。(ロンドン、2023年6月6日)photography: Getty Images
まるで公式の訪問のようだった。イギリスのメディアによれば、アメリカに亡命し、王室と不仲のハリー王子は、父親のガンの発表の後、火曜日の昼過ぎにロンドンに到着した。『デイリー・テレグラフ』によれば、2020年に王室の義務を放棄したハリー王子は、夜間の飛行の後にヒースロー空港に到着し、その後、直ちに14時45分にチャールズ3世とカミラ王妃のロンドンの居所であるクラレンス・ハウスに向かったと報じられている。
しかし、『デイリー・テレグラフ』によれば、ふたりの再会はこれ以上ないほど早かったという。9ヶ月間会っていなかった父子が一緒にいたのは1時間足らずだった。実際、その日の午後5時、国王夫妻のヘリコプターはすでにサンドリンガムに着陸した。そこでチャールズ3世はガンとの戦いの次のステップに入る前に休息する予定である。
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ウィリアム皇太子との再会なし
妻メーガン夫人とともにフロッグモア・コテージの鍵を返却することを余儀なくされた後、イギリスに自宅を持たないハリー王子は、王室の居所に滞在せずに豪華なホテルで一夜を過ごしたと報じられている。現在までのところ、ハリー王子が兄のウィリアム皇太子と再会する予定もない。「ハリー王子が英国を訪れる主な理由は、父親を訪ねるためです。もしウィリアム皇太子に会う機会があれば、ハリー王子は喜んでそれを受け入れたでしょう」とハリー王子に近い情報筋は『デイリー・メール』紙に語った。最近、義理の姉であるキャサリン皇太子妃が入院し、腹部手術から回復しているため、再会のタイミングとしてはちょうど良い。ハリー王子の帰国日は未定だが、母国での滞在は長期になりそうだ。
text: La rédaction (madame.lefigaro.fr) translation: Hanae Yamaguchi