ウィリアム皇太子、ディナーイベントでトム・クルーズに再会し笑顔に!
Culture 2024.02.08
2月7日、ウィリアム皇太子は、父である国王チャールズ3世がガンと診断されたことが発表された2日後に、ロンドン・エア・アンビュランス(ヘリコプターによる緊急医療サービス)のガラディナーにリラックスした様子で姿を見せた。そこで、ウィリアム皇太子は映画『トップガン』の主人公マーヴェリック役で知られるアメリカの俳優トム・クルーズと再会した。
最近のイギリス王室に関するニュースとは対照的な光景である。2月7日の夜、ウィリアム皇太子はロンドンのラッフルズホテルで開催されたロンドン・エア・アンビュランスのガラディナーに出席した。ウィリアム皇太子はかつて、イーストアングリア地方の民間救急ヘリパイロットとして務めており、2020年以降、この組織の後援者となっている。到着したばかりの皇太子は、トム・クルーズと楽しげに握手している写真が撮られた。アメリカの俳優トム・クルーズは、1986年の映画『トップガン』でアメリカ海軍航空のエリートの若き天才、マーヴェリック役で知られ、またこのロンドンを拠点とした組織の熱心な支持者でもある。
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嬉しい再会
「紹介するまでもないがトム・クルーズだ」とウィリアム皇太子は笑い、アメリカ人スターに挨拶した。一緒にポーズをとって満面の笑みを浮かべた後、ふたりはしばらくの間談笑した。『ザ・サン』によると、とてもリラックスしたムードで、トム・クルーズは我を忘れて皇太子の腕をそっとなでたほどだったという。
笑顔の皇太子は、2年前に映画『トップガン マーヴェリック』のプレミアで履いていたマーヴェリックの紋章があしらわれた靴について言及した。皇太子は足元を見下ろし、トム・クルーズのほうに向き直って、「今日はトップガンのスリッパを履いていません」と冗談交じりに述べた。
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ウィリアム皇太子の復帰
1月16日に妻キャサリン皇太子妃が「予定されていた腹部手術のため」入院して以来、国王チャールズ3世の代わりに行ったこの日の朝の公務を除いて、ウィリアム皇太子にとって初めてだった。2月5日、皇太子は自宅であるアデレード・コテージで療養中の妻キャサリン皇太子妃の様子を見守っていた。そして同日、バッキンガム宮殿は国王チャールズ3世がガンに罹患していることを発表した。
その後、チャールズ3世は国家を引き続き担当しているが、現在は一切の公務を中止し、治療を開始している。新たな通知があるまでは、ウィリアム皇太子が注目を集めることになりそうだ。
text: Camille Lamblaut (madame.lefigaro.fr) translation: Hanae Yamaguchi