マイケル・ジャクソンの伝記映画、主演のジャファー・ジャクソンが本人激似と話題に!
Culture 2024.02.19
若きジャファー・ジャクソンは、アントワーン・フークア監督による伝記映画で彼の叔父を演じる準備をしている。俳優の彼がキング・オブ・ポップに変身した姿が、2月13日に初公開された。
ジャファー・ジャクソンとマイケル・ジャクソンは瓜ふたつだ。マイケル・ジャクソンの甥であるジャファー・ジャクソンが、アントワーン・フークア監督の伝記映画『Michael(原題)』で叔父のマイケル・ジャクソン役を演じることになった。この火曜日、写真家ケヴィン・マズールによって撮影された、キング・オブ・ポップに扮した若者の写真が、映画の制作チームによって初公開された。27歳の俳優はこの写真で、VネックのTシャツに白いシャツを羽織って、ローポニーテール、黒いパンツ姿という1990年代のマイケル・ジャクソンに似たヘアスタイルと衣装を披露した。映画は、プレスリリースで発表された通り、2025年4月に公開される予定だ。
この映画のチームは、ジャファー・ジャクソンとマイケル・ジャクソンの間の顕著な類似点を強調するメッセージを送っている。「ジャファーの場合、すべての表情、すべての歌声、すべてのダンスの動きがマイケルのものと一致している」とプロデューサーのグラハム・キングは言う。アントワーン・フークア監督も同意見だ。「これは物理的な類似性を超えている。魔法のようにマイケルの精神が表れている。実際に観てほしい」と彼は評価している。映画が発表された2023年1月、ジャファーは叔父の物語に「命を吹き込むことができて光栄だ」と語った。
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音楽の遺産
俳優ジャファー・ジャクソンは、ジャーメイン・ジャクソンの7人兄弟のひとりとして1996年に生まれた。音楽に情熱を傾け、12歳からピアノを弾き、歌っていたという。2019年には初のシングル「Got Me Singing」をリリースしている。マイケルの母親ケイサリン・ジャクソンはアメリカのメディア「ザ・ハリウッド・レポーター」に対し、「ジャファーは私の息子とそっくりです。彼がアーティストとして、パフォーマーとして、私たちの遺産を受け継いでくれるのは素晴らしいこと」と喜んでいる。
この映画の脚本は、『グラディエーター』(2000年)、『007 スカイフォール』(2012年)、『007 スペクター』(2015年)などを手がけたジョン・ローガンが担当している。製作会社のライオンズゲートによると、映画はマイケル・ジャクソンの人生のあらゆる側面をカバーする予定だという。ジャクソン一家がこのプロジェクトに深く関わっているため、映画チームが彼の人生の暗部をどう扱うかはまだわからない。
text: Chloé Friedmann (madame.lefigaro.fr) translation: Hanae Yamaguchi