ウィリアム皇太子、ホームレス支援に巨額の資金の投入を発表。

Culture 2024.02.20

ウィリアム皇太子が、コーンウォール公領の大規模な社会住宅プロジェクトを支援している。この新しい住宅の建設に約300万ポンド(約5億6770万円)を投じたウィリアム皇太子は、2月18日のプレスリリースでこのニュースを発表した。

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英国アカデミー賞に到着したウィリアム皇太子。(2024年2月18日)photography: REX / Aflo

ウィリアム皇太子は弱っていない。キャサリン皇太子妃が1月の手術後、アデレードコテージで療養している間、多くの仕事を続けている。今週の日曜日(2月18日)には、その年の最優秀長編映画を表彰する英国アカデミー賞(BAFTA)の授賞式に出席した。また、ケンジントン宮殿が発表した声明の中で、ホームレスを支援する大規模なプロジェクトの立ち上げを発表した。ニューキー郊外のナンズレダンにあるコーンウォール公領の土地に、複数の家が建てられようとしている。これは、困窮している人々に対するウィリアム皇太子のコミットメントを示す取り組みである。

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シーサイドスタイル

このプロジェクトは、ホームワーズやセント・ペトロックスといった地元の組織と協力して実施され、2024年9月から2025年秋までの間に24軒の住宅を建設することを目標としている。英紙『タイムズ』によると、ウィリアム皇太子の希望通り、住宅はできるだけ家庭的なものとし、伝統的なコーンウォール風シーサイドスタイルを尊重する。また、スレート屋根、花崗岩でできたまぐさ、太陽光パネル、ヒートポンプを備えた二酸化炭素排出量の少ない住宅になる予定だ。父である国王チャールズ3世と同様、ウィリアム皇太子も地球温暖化対策に尽力している。ホームレスは入居すると、仕事復帰のための支援が受けられる。

これは、先月、ウィリアム皇太子が立ち上げたホームレス対策キャンペーンの一環である。皇太子は自らの基金であるロイヤル・ファンデーション(2009年設立)を通じて、約300万ポンド(約5億6770万円)を拠出し、この重要な取り組みを推進している。

text: Léa Mabilon (madame.lefigaro.fr) translation: Hanae Yamaguchi

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