ウィリアム皇太子、広報を通じてキャサリン皇太子妃にまつわるデマに苦言。

Culture 2024.03.09

ウィリアム皇太子が広報を通じ、妻キャサリン皇太子妃の極秘療養を取り巻く陰謀論について、初めて言及した。

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ウィリアム皇太子、ウェールズを訪問。(レクサム、2024年3月1日)  photography: Abaca

ケンジントン宮殿が「キャサリン皇太子妃が予定されていた腹部手術のために入院した」と発表してからほぼ2か月が経った。その後、ウィンザーのアデレード・コテージに戻り、当初は2〜3か月と予定されていた療養生活を過ごしている。それ以外は何も発表されておらず、ウィリアム皇太子の妻が何に苦しんでいたのか、または今も苦しんでいるのかはまだ明らかにされていない。ただし、がんではないと言われている。英国ではこの沈黙が懸念を引き起こし、昏睡状態、美容整形手術、拒食症といった最悪の噂が広がっている。

キャサリン皇太子妃の謎の療養生活をめぐる陰謀説について、ウィリアム皇太子が広報のひとりを通じて初めて口を開いた。「彼はSNSではなく、仕事に専念しています」と、ウィリアム皇太子の側近のひとりが3月6日に雑誌「ピープル」に語った。

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心配される不在

この発言は、1月の入院以来、一度しか公に姿を見せていないキャサリン皇太子妃に対する多くのメディアがオンラインで心配を表明した後に行われた。

「当初から、キャサリン皇太子妃は復活祭後まで不在であることを非常に明確に述べてきました」と、ケンジントン宮殿は、2月29日に発表した声明の中で噂に困惑している様子を伺わせた。その5日後、英国国防省は3月5日、アイリッシュガーズ(アイルランド近衛連隊)の名誉大佐に任命されたキャサリン皇太子妃が、ホース・ガーズ・パレードで毎年恒例の兵士の視察を行うとウェブサイトで発表した。その日のうちにケンジントン宮殿はこの情報を否定し、皇太子妃のこの式典への出席について「相談を受けていない」と述べた。それ以降、皇太子妃の名前はウェブサイトのプログラムから消えた。そして、このどんでん返しは、英国人を不安にさせた。

特に、王室伝記作家であるロバート・ジョブソンは、3月6日の英雑誌「ハロー!」で、「皇太子妃は元気だったとしても、100%回復には至っていないでしょう」と述べた。「TMZ」が明らかにしたように、キャサリン皇太子妃は母親であるキャロルと一緒にSUVの助手席に座り、サングラスをかけて笑顔を見せる様子が撮影された。これはキャサリン皇太子妃の2か月ぶりの写真である。

text: Ségolène Forgar (madame.lefigaro.fr) translation: Hanae Yamaguchi

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