キャサリン皇太子妃、写真加工スキャンダルの中、顔を伏せた写真を撮られる。
Culture 2024.03.15
写真修正論争が国内外で本格化するなか、キャサリン皇太子妃はウィリアム皇太子とともに黒いSUVでウィンザーを去るところを写真に撮られた。
エヴェリーナ・ロンドン小児病院の新たな小児外科病棟のオープニングに出席したキャサリン皇太子妃。(イギリス、2023年12月5日)photography: Getty Images
3月10日に加工された写真が公開され、メディアを騒然とさせる中、キャサリン皇太子妃はファンに謝罪することを余儀なくされた。ウィリアム皇太子の妻で2ヶ月前に腹部の手術を受けて以来、療養中のキャサリン皇太子妃は、英国での母の日を記念して家族写真を公開していた。しかし、「提供された画像が改ざんされていることが判明した」とAFP通信は月曜日に報道した。これにより、イギリス国内ではますます懸念が引き起こされている。「写真愛好家の皆さまと同様、私も時々編集を試みます。混乱を招いたことについて謝罪したいと思います」と、プリンセスはXでの新しい投稿で述べた。
この偽り(少なくとも見かけ上)は、キャサリン皇太子妃の健康状態についての疑念を生み出し、一層注目を集めることに繋がった。3月11日、ジョージ王子、シャーロット王女、ルイ王子の母親は、ウィリアム皇太子と一緒に黒いSUVに乗り、ウィンザーを出るところを写真に撮られた。望遠レンズで撮影され、『デイリー・メール』紙が伝えたこの最新画像では、キャサリン皇太子妃の顔は窓の方を向いてほとんど見えず、夫のウィリアム皇太子は何かメモを読んでいるように見える。ウィリアム皇太子はコモンウェルスデーの礼拝のためウェストミンスター寺院に向かい、そこでスピーチをする。
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何か非常に不可解なこと
『デイリー・メール』は、キャサリン皇太子妃はウィリアム皇太子に同行していないと推測している。「キャサリン皇太子妃はむしろ私的な予定に参加したようだ」と『デイリー・メール』は指摘し、ウィリアム皇太子がロンドンにひとりで到着したことを確認している。現時点では、キャサリン皇太子妃の会合場所や外出理由に関する情報は明らかではない。『デイリー・メール』のコメント欄にあるネットユーザーは次のように書き込んだ。「一般人を安心させる唯一の方法は、24時間以内に動画を公開することです。そうでなければ、何か非常に不可解なことが起こっていると想像してしまいます。」イギリス国民の世論をよく表している意見だ。一方、ウィリアム皇太子は、カミラ王妃とアン王女を含む王室の複数のメンバーとともに、記念式典に参加した。
text: Léa Mabilon (madame.lefigaro.fr) translation: Hanae Yamaguchi