キャサリン皇太子妃の母、会社の破産手続き費用を支払いできないと報道。
Culture 2024.04.10
英日刊紙『タイムズ』は、キャサリン皇太子妃の母親が経営するパーティーグッズを販売する会社「Party Pieces(パーティ・ピーシーズ)」が破産時に雇ったコンサルティング会社に関し、破産手続き費用を支払いできないと報道した。
2022年ウィンブルドン選手権9日目のキャロルとマイケル・ミドルトン。(ロンドン、2022年7月5日)photography: PA Photos / PA Photos/ABACA
キャサリン皇太子妃の両親であるキャロルとマイケル・ミドルトンが経営する会社「Party Pieces(パーティ・ピーシーズ)」が破産した場合、「26万ポンド(約4988万円)の破産手続き費用を支払うことができない」と、英日刊紙『タイムズ』が4月1日に報じた。パーティーグッズのオンライン販売会社「Party Pieces」は、昨年管理下に置かれ、債権者に2600万ポンド(約49億円)の債務を負っていた。
キャロル・ミドルトンは破産の数カ月前の2023年3月、財務再建コンサルタント会社であるインターパス・アドバイザリー社に「売却や新たな投資家を見つけるなどの戦略的選択肢」について助言を求めた。
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90万ポンドの損失
英日刊紙『デイリー・ミラー』の記事によると、インターパス・アドバイザリー社は破産手続き費用を全て回収できないという。「破産手続きは、法的要件や債権者からの問い合わせに対応するため、予想以上の時間を要した。51437ポンド(約986万円)の手数料は支払われたものの、破産手続きにかかる費用が想定以上に高額であり、さらに時間が経過してもこれらの費用を完全に回収することは難しい」と同メディアは記述している。
2023年6月、『デイリー・メール』は、ミドルトン家が経営する会社の破産を明らかにした。また、「マダム・フィガロ」は以前、イギリスの欧州連合離脱、インフレ、そして新型コロナウィルスの大流行によって、このビジネスが大きな打撃を受けたと報じている。特に、2021年から2022年にかけて90万ポンド(約1億7千万円)の損失が発生していた。『デイリー・メール』が報じたところによると、債権者が債権を回収できる可能性は低いようだ。
text: La rédaction (madame.lefigaro.fr) translation: Hanae Yamaguchi