至高のイケオジ、マッツ・ミケルセン様のギャップ萌えを愛でよう!
Culture 2024.04.17
文・さかいもゆる
唐突で恐縮だが、昔から「ダサいイケメン」が好きだ。顔の整ったハンサムな男性が、その自覚なく服装に無頓着だったり、プライベートでメガネをかけていたり。無防備な姿に「隙」を感じてそのギャップに萌えるのだ。そんな私の癖(へき)に刺さるのが、北欧の至宝こと、デンマーク人俳優のマッツ・ミケルセン。
マッツといえば彼が世界的にブレイクした出世作『007 カジノロワイヤル』のル・シッフルをはじめ、スーツを完璧に着こなす、神経質そうでクールな悪役の演技が印象的だ。しかしファンの間ではその"微妙な私服センス"でも知られ、非の打ちどころない美男子である彼の、気の抜けた私服姿とのギャップが愛されている。イケメンなのに完璧すぎない隙がある。そこに人間味を感じ、魅力に転じるのがギャップ萌えなのだ。そんなマッツの何とも言えない私服姿を愛でよう、というのがこの企画である。
それをご紹介する前に、まずはスーツを着ているときの彼を確認してみよう。
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こちらが身長183センチ、若い頃は体操選手を目指し、その後はダンサーとして肉体と体幹を鍛えてきたマッツの、本気を出したときの姿である。
そんな彼が一転、プライベートでは......。
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来日した際、仲良しの小島秀夫監督と。
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彼の無頓着ぶりがお分かりいただけただろうか。見事にジャージ姿である。しかもドヤ顔。私服にジャージを選ぶのは、「いつでも身体を動かせるから」という理由。元アスリートの彼は見た目より実用派なのである。
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ジャージ以外のマッツの定番アイテムはこちら。
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私服ではないけれど、微妙と言えば映画『バレット・オブ・ラヴ』でのダックスフント柄シャツコーデも捨てがたい。
どこでみつけて来たのか問い詰めたい謎プリントである。
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何度も言うが、本気を出したときのマッツ様はこれである。
素晴らしい落差ぶり。5月3日には大阪で開催されるコミコンでサイン会&撮影会を実施するマッツ。これまでもコミコンではどうやら私服率が高いようだ。どんな私服を着て来日してくれるのか、いまから待ち切れない。
text: Moyuru Sakai