至高のイケオジ、マッツ・ミケルセン様のギャップ萌えを愛でよう!

Culture 2024.04.17

文・さかいもゆる

唐突で恐縮だが、昔から「ダサいイケメン」が好きだ。顔の整ったハンサムな男性が、その自覚なく服装に無頓着だったり、プライベートでメガネをかけていたり。無防備な姿に「隙」を感じてそのギャップに萌えるのだ。そんな私の癖(へき)に刺さるのが、北欧の至宝こと、デンマーク人俳優のマッツ・ミケルセン。

マッツといえば彼が世界的にブレイクした出世作『007 カジノロワイヤル』のル・シッフルをはじめ、スーツを完璧に着こなす、神経質そうでクールな悪役の演技が印象的だ。しかしファンの間ではその"微妙な私服センス"でも知られ、非の打ちどころない美男子である彼の、気の抜けた私服姿とのギャップが愛されている。イケメンなのに完璧すぎない隙がある。そこに人間味を感じ、魅力に転じるのがギャップ萌えなのだ。そんなマッツの何とも言えない私服姿を愛でよう、というのがこの企画である。

それをご紹介する前に、まずはスーツを着ているときの彼を確認してみよう。

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ジョルジオ アルマーニ2023SSのショーに招待されたマッツ・ミケルセン。(2022年6月)photography: AP/Aflo

こちらが身長183センチ、若い頃は体操選手を目指し、その後はダンサーとして肉体と体幹を鍛えてきたマッツの、本気を出したときの姿である。

そんな彼が一転、プライベートでは......。

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来日した際、仲良しの小島秀夫監督と。

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フライトコーデはこちら。バラバラの上下ジャージにスニーカーとリュック。そしてデカヘッドフォン。100パーセント着心地のみに特化したアイテム選び。

彼の無頓着ぶりがお分かりいただけただろうか。見事にジャージ姿である。しかもドヤ顔。私服にジャージを選ぶのは、「いつでも身体を動かせるから」という理由。元アスリートの彼は見た目より実用派なのである。

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ジャージ以外のマッツの定番アイテムはこちら。

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昔から、チェックのシャツがお気に入り。アキ●に居るオタク民に紛れても違和感のないコーデ。

私服ではないけれど、微妙と言えば映画『バレット・オブ・ラヴ』でのダックスフント柄シャツコーデも捨てがたい。

どこでみつけて来たのか問い詰めたい謎プリントである。

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何度も言うが、本気を出したときのマッツ様はこれである。

素晴らしい落差ぶり。5月3日には大阪で開催されるコミコンでサイン会&撮影会を実施するマッツ。これまでもコミコンではどうやら私服率が高いようだ。どんな私服を着て来日してくれるのか、いまから待ち切れない。

text: Moyuru Sakai

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