アン王女、ケガの後遺症で一時的な記憶障害に?
Culture 2024.06.26
6月24日、バッキンガム宮殿はチャールズ3世の妹のアン王女が馬の事故の後に入院したと発表した。アン王女は事故から順調に回復しているようだが、脳しんとうによる記憶障害に苦しんでいるという。
アン王女。(アスコット、2024年6月20日)photography: PA Photos / PA Photos/ABACA
「私たちふたりは、多くの方々から寄せられたたくさんの親切なメッセージに深く感動しています。」2024年6月25日、アン王女の夫であるティモシー・ローレンスは、前日に馬の事故で入院した妻の見舞いにブリストルの病院を訪れた。
また、『テレグラフ』によると、「アン王女は日曜日の夕方、ガトコム・パークにある邸宅での事故から意識があり、順調に回復しているが、一時的にわずかな記憶障害に悩まされている」という。また、バッキンガム宮殿が6月24日に発表した声明によれば、アン王女は「軽いケガと脳しんとう」を負った。しかし、現在の状況では、脳しんとうのため事故の詳細は明らかにされていない。
地元住民の報告によると、2024年6月23日午後9時15分ごろ、救急車が着陸し、数分後には警察のヘリコプターが上空を旋回していたという。
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公務のキャンセル
乗馬の達人であるアン王女が乗馬事故で記憶を失ったのは今回が初めてではない。1976年のオリンピックでは、彼女の馬が障害飛越競技でバランスを崩してしまったのだ。アン王女はその日の記憶について「ほとんどない」と語っている。
現在は休息が必要である。予定されていた週末のカナダ訪問は医師の助言によりキャンセルされ、また、6月25日の日本の天皇皇后両陛下のロンドン訪問を祝う国賓晩餐会も出席できなかった。アン王女は週末には自宅に戻る予定だ。
text: Louise Ginies (madame.lefigaro.fr) translation: Hanae Yamaguchi