ロエベ財団、浅間国際フォトフェスティバルの特別展示とは。

Culture 2024.07.12

今夏、ロエベ財団は、16代目大西清右衛門家に対する次世代育成と茶の湯釜工芸の継承を目的とした継続的な支援の一環として、「浅間国際フォトフェスティバル 2024 PHOTO MIYOTA」にて特別展示を開催。

240711_JAPAN_ASAMA_01.jpg

photography: OSAMU YOKONAMI

2023年、ロエベ財団は大西清右衛門家をサポートし、茶の湯釜工芸を未来の世代に引き継ぐための6年間の資金援助プログラムを発表。このプログラムには文化的な事業による支援も含まれていて、昨年は京都で展示を開催し、清右衛門氏とその子息・清太郎氏を写した特別なドキュメンタリーが上映された。

ロエベ財団は、7月20日から開催される「浅間国際フォトフェスティバル 2024 PHOTO MIYOTA」のメインスポンサーとして参加し、開催される写真展では、清右衛門氏の妻・詠美氏の視点から大西家の日常に光を当てる。本展示で中心となるのは、写真家・横浪修が大西家の居住空間や私的な場所に近づいて撮影したシリーズ。これらと交錯するように、昨年撮影された小見山峻と五十嵐邦之によるポートレートや工房、工具の写真も紹介。

屋内外でさまざまな展示が行われる「浅間国際フォトフェスティバル 2024 PHOTO MIYOTA」の会場となるのは、長野県御代田町。東京から新幹線で90分ほどで到着するこの町には近年、アートやクラフトに関心を寄せる人々が多く移り住み、伝統的なクラフトに新たな息吹を吹き込みながら、創造的フロンティアを探求するコミュニティが形成されつつあるのも興味深い。9月中旬までの開催となるので、この夏、小旅行がてらぜひ足を運んでみて。

240711_JAPAN_ASAMA_02.jpg

photography: OSAMU YOKONAMI 

240711_JAPAN_ASAMA_03.jpg

photography: OSAMU YOKONAMI 

「浅間国際フォトフェスティバル 2024 PHOTO MIYOTA」
期間:2024年7月20日(土)〜9月16日(月・祝)
会場:「MMoP」御代田写真美術館 
長野県北佐久郡御代田町馬瀬口1794-1
営)10:00〜17:00
休)水 *8月14日は開館。
入場料:屋外展示、ロエベ展示は無料
https://asamaphotofes.jp/
⚫︎問い合わせ先:
ロエベ ジャパン クライアントサービス 
tel : 03-6215-6116
www.loewe.com

text: Natsuko Kadokura

Share:
  • Twitter
  • Facebook
  • Pinterest

Business with Attitude
Figaromarche
あの人のウォッチ&ジュエリーの物語
パリシティガイド
フィガロワインクラブ
BRAND SPECIAL
Ranking
Find More Stories