キャサリン皇太子妃、9ヶ月にわたる化学療法を終了したと公表。

Culture 2024.09.10

キャサリン皇太子妃は、9月9日(月)に感動的なビデオメッセージで自身の近況を報告し、予防的な化学療法を終えたことを明らかにした。

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投稿された動画でのキャサリン皇太子妃とウィリアム皇太子。photography: Aflo
 

「夏の終わりが近づく中、ついに化学療法が終わったことに、どれほど安堵しているか言葉では言い表せません。」9月9日にノーフォークで撮影され、公開された感動的なビデオメッセージの中で、キャサリン皇太子妃は自身の近況を報告した。キャサリン皇太子妃は、今年初めにがんが発見された後に開始した予防的な化学療法を無事に終えたことを明らかにした。

「この9ヶ月間は、私たち家族にとって非常に困難な時期でした。ご存じのように、人生は一瞬で変わることがあり、私たちは荒れた海や未知の道をどうにか乗り越えなければなりませんでした」と、王位継承者の妻、キャサリン皇太子妃は語った。「がんの経験は誰にとっても複雑で恐ろしいものであり、特に身近な人にとってはその影響が大きいです。それは自分の脆弱性をこれまで考えたこともない方法で直面させ、新たな視点をもたらします。」

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「仕事復帰が待ち遠しい。」

この非常に個人的なビデオの中で、キャサリン皇太子妃が時にはウィリアム皇太子と3人の子どもたちと森の中に、時には両親と一緒にテーブルを囲んでいる様子が映し出され、彼女は自分の病気の影響について詳しく語っている。「この期間は、ウィリアムと私にとって、人生の中で多くの人が当然と考えているが重要な単純なことに感謝し、考え直すように思い起こさせるものでした。愛し、愛されるということ、それだけです。」

「このような試練を経て、キャサリン皇太子妃は現在、回復を維持するためにできる限りのことをしていると述べている。「化学療法は終えましたが、完全な回復までの道のりは長く、毎日をそのまま受け入れて過ごさなければなりません」と付け加えた。「しかし、仕事に復帰し、可能であれば今後数ヶ月でいくつかの公務に参加するのが待ち遠しいです。」現時点では何も確定していないが、キャサリン皇太子妃が11月10日のリメンバランスデーや、年末のクリスマスソング「トゥギャザー・アット・クリスマス」への参加が期待されている。

化学療法が終わった今、キャサリン皇太子妃は前向きな姿勢を見せている。「これまでのことすべてを踏まえ、私はこの新しい回復の段階を新たな希望と、人生への再認識をもって迎えています」と語った。さらに、ここ数ヶ月間に受け取った励ましのメッセージに対して感謝の意を表した。「ウィリアムと私は、私たちが受けたサポートにとても感謝しています (...) 。皆様の優しさ、共感、そして思いやりは本当に感動的でした。」チャールズ3世の義理の娘であるキャサリン皇太子妃は、同じくがんを患っているチャールズ3世に言及しつつ、がんと戦っているすべての方々に向けたメッセージで締めくくった。「がんとの戦いを続けている皆様、私はあなた方とともに、肩を並べ、手を取り合っています。暗闇から光が生まれることがあるので、その光を強く輝かせてください。」

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text: Ségolène Forgar (madame.lefigaro.fr) translation: Hanae Yamaguchi

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