京丹後市を舞台にした、食とアートの祭典「あしたの畑 2024年秋期」が開催!

Culture 2024.10.24

NPO法人TOMORROWは、10月25日より食とアートの祭典「あしたの畑 2024年秋期」を京丹後市間人(たいざ)で開催する。また、会期中に京都市内では企画展も開催。

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本展では、間人の新たなアートサイト、間人レジデンスを初公開。ここで開催される「特別展01. WILD - Life Style by the Sea 海辺の集落」では、AAWAAが間人の土を使って手がけた空間作品が初めて披露される。間人レジデンス 2024年 写真:船本諒

「あしたの畑」は、食とアートを通して人が集まるきっかけと学ぶ場を生み出し、土地が持つ自然の財産に気づく機会を提供していく集落構想プロジェクト。京都市内と京丹後市間人地区を拠点に、500年後の人々の誇りとなる遺産を生み出せるよう、アート・工芸・建築・食の分野から集落環境を提案する活動を行なっている。

本展では、国内外の作家、料理人、学生などが参加する3つの特別展のほか、間人の新たなアートサイト、SEI TAIZAと間人レジデンスを初公開。常設作品「宮のあしたの畑」も含めた間人地区の4つのアートサイトで、間人の土や素材を使用し、この土地の歴史や文化を汲むサイトスペシフィックな空間や作品を鑑賞することができる。

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本展で初公開となるアートギャラリー、SEI TAIZA。築60年の丹後ちりめん工場を改修した。写真:森川昇

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アートギャラリー、SEI TAIZAで開催される「特別展02. Can't we be friends? 友だちになれないかな?」。ここでは4人の現代アーティストによるサイトスペシフィックな新作を展示。 Sangho Noh「間人」2024年

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竹野神社前に位置する常設展「宮のあしたの畑」にもぜひ足を運んで。「Field of Stars」2023年 写真:森川昇
「あしたの畑 2024秋期」

会期:2024年10月25日(金)〜11月17日(日)11:00〜16:00
会場:間人スタジオ、SEI TAIZA、間人レジデンス、宮のあしたの畑
鑑賞料:¥1,500(全会場共通)*宮のあしたの畑は無料。
休)火、水
https://tomorrow-jp.org
オンラインチケット購入:https://tomorrow-jp.org/program/2024fall/

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そして京都市内のアートサイト、SEI KYOTOでは企画展「Remedy」を10月31日より開催。

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本企画展では、野口里佳が撮影した間人の海の作品などを鑑賞できる。野口里佳 2024

本展では、木工職人の中川周士が古代の死生観からインスピレーションを得て制作した木舟作品や、写真家の野口里佳が間人で撮影した写真作品を展示する。また、京都・西陣の唐紙のショップ兼工房、かみ添では、唐紙作家の嘉戸浩とガラス作家の佐藤聡による「治癒」をテーマにした二人展も同時開催するので、こちらもお見逃しなく。

京都で脈々と受け継がれてきた人々の営みと文化、そして現代アートを包括的に網羅するこのふたつのイベントを楽しむために、ぜひ会場へ足を運んで。

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中川周士「舟」2024年 SEI KYOTO 写真:船本諒
企画展「Remedy」

会期:2024年10月31日(木)〜11月10日(日)12:00〜16:00
会場:SEI KYOTO
   京都市内・住所非公開
   かみ添
   京都府京都市帰宅紫野東藤ノ森町11-1
鑑賞料:¥1,000
休) 火、水(SEI TOKYO)  月(かみ添)
オンラインチケット購入:https://tomorrow-jp.org/program/remedy
*事前予約制。

text: Natsuko Kadokura

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