NI-KIからの直筆の手紙、ゲッツをするJAY、YOIを連発するJUNGWON。日本デビュー4周年のENHYPENのサマーエディションライブ!

それは、4月のコーチェラの舞台を思い起こさせるような熱いステージだった。海外アーティスト史上デビュー後最速でのスタジアムツアー開催であり、ENHYPENにとって初の日本スタジアム公演となった「ENHYPEN WORLD TOUR'WALK THE LINE'IN JAPAN-SUMMER EDITION-」が、2025年7月5日(土)、6日(日)より、東京の味の素スタジアムでスタートした。

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彼らにとってこの2日間は本当に特別な意味のあるものだった。

1日目となった7月5日(土)には、日テレ系音楽の祭典「THE MUSIC DAY」と生中継が繋がれ代表曲のひとつ「Bite Me」を披露、そして2日目の7月6日(日)は日本デビュー4周年となるアニバーサリーデー。会場が一体となりお祝いムードに包まれたのだ。

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昨年より開催しているワールドツアーのサマーエディションとして開催された今回も、「Brought The Heat Back」からスタート。軽快なバンドサウンドで曲が始まるや否や舞台上から爆音と共に花火があがり、一気に観客の心を掴んでいく。

HEESEUNG「Tokyo,What's Up?今日はエンジンの皆さんと過ごせて幸せです。忘れられない夏の夜を一緒に作りましょう!」

SUNGHOON「味の素スタジアムをいっぱいにしてくれたエンジンの皆さんをみて、夢みたいでとても幸せな気持ちです。今日は忘れられない思い出を作ってみせます」

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「ParadoXXX Invasion」、「Future Perfect (Pass the MIC)」、「Given-Taken」と、人気曲が続く中、「日本での初めてのスタジアム公演には、たくさんのサプライズがあります」とステージ冒頭でJUNGWONが話していた通り、曲に合わせて水の噴射が空高く舞い、まるでアトラクションに乗りこんだかのような臨場感!

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中盤には、7月29日にリリースされる日本4thシングル『宵 -YOI-』のタイトル曲であり、7月4日に先行リリースされたばかりの「Shine On Me」を初披露。

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HEESEUNG「エンジン、びっくりしましたか? 僕たちの4枚目のニューシングル『宵 -YOI-』のタイトル曲『Shine On Me』いかがでしたか?」

JUNGWON「エンジン、かわYOIね!(笑)」

SUNOO「自分のパートなのですが"♪星が光り夜空照らし 僕を照らす 君と見たい未来forever"この部分が好きです。エンジンが僕たちに向けて照らしてくれる美しい光を想像しながら歌いました。今日実際に歌ってみると、胸が熱くなって感動しました。歌詞のようにいつもそばで僕たちを照らしてください」

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後半は、特別日本バンドバージョンで披露した「Moonstruck」から、「XO (Only If You Say Yes) 」、「No Doubt」、そして6月にリリースした6thミニ・アルバム『DESIRE : UNLEASH』のタイトル曲「Bad Desire (With or Without You)」と一気に駆け抜けた。

熱狂の渦に包まれた2Daysにはエンジンたちの心に残ったであろうENHYPENからのメッセージやモーメント、演出がたくさん盛り込まれていた。ここではその一部をご紹介。

HEESEUNG

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1日目の公演でエンジンの前で 「Shine On Me」を初披露した瞬間、込み上げるものがあったと語ったのはHEESEUNG。「みなさん気が付かれなかったと思いますが、『Shine On Me』を歌い出すときに熱いものが込み上げてきてしまったんです。この、味の素スタジアムの舞台は誰でも立てる場所ではないですよね。エンジンの皆さんが、僕たちをそのようなアーティストにしてくれました。いつも感謝していますし、これからもっと頑張ります」

JAKE

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MC中、しっとりとしたピアノの生演奏をBGMにエンジンへメッセージをそれぞれが語っていくなか、「なんだかもう最後のステージかのような(しんみりとした)雰囲気になってきましたね。僕たちまだ始まったばかりですよ?まだ1日目です。......少しジャズを演奏してもらえませんか?」と突如生演奏スタッフに依頼し、会場を明るいムードに導いたJAKE。そこからメンバーが思い思いの音楽を依頼する流れに。優しく人々を笑顔に変えるのがJAKE流!

SUNGHOON

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「これまでリリースした日本のアルバムの中で初めてのオリジナルタイトル曲です。初めてのスタジアム公演で、たくさんのエンジンと一緒に初めてのライブの瞬間を迎えられてとても感慨深いです。真夏の夜にぴったりの曲だと思っているのでエンジンの心に響いてほしいです」と「Shine On Me」を熱く語った。

JUNGWON

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「皆さんが僕たちを見てくれるキラキラとした瞳を見て、もっと頑張らなければならないなとモチベーションが上がりました。本当にいつも感謝しています。もう4周年、これからもよろしくお願いいたします」と1日目に語ったJUNGWON。2日目には、メンバーに内緒で4周年のバースデーケーキをもって表れるサプライズ演出を敢行! ENHYPENとエンジンでバースデーソングを歌い、会場は一体となった。

SUNOO

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小雨が降る中での公演となった1日目の後半。突然サッと上がった雨を見て「皆さん急に雨が止みましたよ? 僕はやっぱりお天気の妖精のようですね!」と笑うSUNOOは美しかった。

「すごく暑かったですよね。僕も実は暑かったのですが、エンジンの皆さんの前でもっと頑張ろうという気持ちになりました。こんな風に大勢の皆さんが応援してくださって本当にありがたくて、とにかく本当に、僕たちは楽しくて幸せでした。僕も『Shine On Me』を歌っている時に泣きそうになりましたが、歯を食いしばりながら泣くまいと頑張りました」。ステージに少し心残りがあったとも語り、大阪公演でのリベンジを約束。

JAY

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1日目も2日目もなぜかゲッツを連発して笑いを誘ったJAY。
「こんな素敵なスタジアムでENHYPENとして公演できるとは、デビューした時は思ってもみなかったのですが、こうやってスタジアムを埋め尽くすエンジンを見たら心がいっぱいになりました。映画のワンシーンを見ているような感じがしているんですけど、みなさんにとってもそんな特別な日になったら嬉しいです」

NI-KI

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ENHYPENの日本デビュー4周年を迎えた7月6日、エンジンへ手紙を書いてきたと会場を驚かせたNI-KI。直筆の手紙は巨大なサイネージにも映し出された。

「エンジンの皆さんに感謝の気持ちを伝えたくて手紙を用意しました。いつの間にかもう4年が過ぎました。長いといえば長い時間ですが今までを思い出すと本当に一瞬だった様にも思えます。いつも僕達のそばで尽きることのない応援と愛をくださり、感謝の気持ちで胸がいっぱいです。

これからENGENEと作っていく思い出は、今までよりもこれからの方がもっともっと長いと思うので、どうかこれからも今の様に僕達のそばで見守っていただけると幸いです。 僕達もENGENEの皆さんが下さる愛に応えられるようにもっと頑張ります。 ENGENE、本当に愛しています」

photography: (P)&(C) BELIFT LAB Inc.

ファッションをメインにライフスタイル、カルチャーを担当する編集者。2001年にストリート誌からキャリアをスタートし、雑誌・デジタルといくつかのファッション誌編集部を経て、2023年にフィガロジャポン在籍。好きなものは、映画、漫画、ジュエリー、美味しい食べ物、恋バナと将来の夢を聞くこと。漫画は雑食です。

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