杉本博司の個展「Architecture of Time」、CoSTUME NATIONAL青山旗艦店で開催中！

CoSTUME NATIONAL青山旗艦店では現在、世界的な現代美術家・杉本博司の個展「Architecture of Time」を開催中。

杉本氏は、明快なコンセプトと8x10（エイトバイテン）カメラを用いた精緻な写真技術によって「時間」「光」「モダニズム」をテーマに数々の名作を生み出し、世界的に高い評価を得ている。また、古美術、伝統芸能にも造詣が深いことで知られ、2011年秋からは人形浄瑠璃「曾根崎心中」を原文に最も忠実な形で舞台化した「杉本文楽 曾根崎心中 付り観音廻り」の構成・演出・美術を手掛け、国内外から多くの注目を集めている。

CoSTUME NATIONALではそんな杉本氏のオーセンティックな芸術活動に共鳴し、「杉本文楽 曾根崎心中付り観音廻り」の2013秋ヨーロッパ3都市公演をサポート。その関わりから、今回の作品展が実現した。

会場となる青山旗艦店には、CoSTUME NATIONALの運営するバー「WALL / CoSTUME NATIONAL」の壁をオープン以来飾っている杉本氏の代表的な「建築（Architecture）」シリーズの作品が多数集められ、併設ギャラリー「LAB」にてインスタレーションが行われる。連続性をもった特別な空間が誕生することで、無限遠の2倍の焦点で写し取られたモダニズムの建築物が表す建築のエッセンスが、CoSTUME NATIONALのミニマルでオーセンティックな哲学と呼応し、空間自体が作品として迫ってくる感覚を引き起こす。

この機会に、杉本博司とCoSTUME NATIONALの持つ美しい世界をぜひ体感してみては？