変化し続けるアーティスト、O JUNの新作展。
Culture 2019.12.06
やりとりの余韻が、ありふれた日常風景に残る。
O JUN展『途中の造物』
『静物』2019年。長年にわたる画歴を省みながらも、自分を「野放しに」して描き、変化し続ける画家の新作に期待したい。
特別なドラマのある景色やモチーフではないが、画家と絵の抜き差しならないやりとりの余韻に惹かれるO JUNの絵画。意味性や色と形の問題を離れ、マテリアル、絵具、イメージが渾然一体に。「チューショーガにもグショーガにも落とし込まない、一緒くたの尾根を歩き続ける」画家と、絵の蜜月を覗き見る。
O JUN展『途中の造物』
会期:開催中~12/14
ミヅマアートギャラリー(東京・市ヶ谷)
営)11時~19時 休日、月、祝
入場無料
tel:03-3268-2500
https://mizuma-art.co.jp
会期:開催中~12/14
ミヅマアートギャラリー(東京・市ヶ谷)
営)11時~19時 休日、月、祝
入場無料
tel:03-3268-2500
https://mizuma-art.co.jp
※『フィガロジャポン』2020年1月号より抜粋
réalisation : CHIE SUMIYOSHI
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