ハリー王子夫妻、ドローンによる撮影被害に悩む。
Culture 2020.05.29
家族のプライバシーと自由を求めて、王族を離脱し、英国を離れたハリー王子とメーガン妃だったが、新天地でもアメリカの“洗礼”が待っていた。
現在ロサンゼルスに自宅を構えるハリー王子とメーガン妃だが、夫妻はある問題に悩まされているという。パパラッチによるドローンを使っての住居侵入撮影だ。「The Daily Beast」によると、新居にドローンによる接近飛行が繰り返され、夫妻はその度に警察に通報したという。
レポートによると、ドローンは地上20フィート(約6.1m)の高さで飛行し、ハリー王子とメーガン妃、そして夫妻の1歳の息子アーチーくんの姿を確認したという。
ある情報筋の証言によると、ハリー王子とメーガン妃は王室を離れてもなお、マスコミの住居侵入と過熱する報道に悩まされてきたという。
「彼らはドローンが近づいてくるのを見て、カメラマンが操作していると推測していますが、それを証明するのは難しいでしょう。メーガンは結婚式のときに、人種差別に基づく殺人の脅迫を受けているので、彼らにとってテロの脅威は非常に現実味を帯びています」
「あなた方が同じように(その問題に)直面したら、どのように感じるか想像してください。息子と一緒に遊んでいるときに、頭上20フィートの高さでドローンが鳴り響いていたとしたら?」
ドローンによる撮影は、今月だけでも5回に渡って発生し、いずれも通報されている。
どこで暮らしてもマスコミに追われるのは、もはや宿命だろう。新型コロナウィルスによる死者が10万人を超えたアメリカでは、まだまだ予断を許さない状況だが、アフター・コロナの段階に突入したときに、夫妻はこのままアメリカで理想の暮らしが得られるのか。そこからが正念場なのは間違いない。
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photo : The Mega Agency/AFLO, texte : ERI ARIMOTO