ブルック・シールズ、外科手術時に望まぬ「膣の若返り手術」を受けたと告発。
Celebrity 2025.01.14
ブルック・シールズは自伝の中で、40歳の時に望んでもいない外科手術を受けたことを明かした。その手術は、医師が彼女の陰唇縮小手術に加えて行ったものだったが、彼女はそれを「侵害」と感じたと語っている。
2024年10月8日、ニューヨークで開催された雑誌「グラマー」主催「ウーマン・オブ・ザ・イヤー2024」のディナーに出席したブルック・シールズ。photography: Landaos Efren/SPUS/ABACA
ブルック・シールズが衝撃の告白をした。彼女の新刊『Brooke Shields is not allowed to get old: Thoughts on ageing as a woman』(日本語訳:「ブルック・シールズは年を取ってはいけない:女性としての加齢についての考察」、2025年1月14日発売)で、ブルック・シールズは私生活の中で起きた印象的な出来事について、良いことも悪いことも含めて赤裸々に語った。その中で、映画『青い珊瑚礁』の主演女優ブルック・シールズは、19年前に起きた恐ろしい出来事についても触れた。彼女は、外科手術から目を覚ますと、同意なしに陰部の若返り手術を受けていたという。
59歳の女優は、2025年1月8日にアメリカの雑誌「Usウィークリー」で、この出来事を詳しく語っている。すべては、小陰唇に関する問題で婦人科医との相談から始まった。高校時代から大きめの小陰唇が原因で、出血やかゆみなどの不快な症状に悩まされていたという。医師はその問題を解決するために、小陰唇縮小術(膣唇が膣口から突き出ている場合に行う小陰唇の縮小手術)が可能だと提案した。「これは美容整形として扱われるため、保険は適用されません。それはとても興味深いことですね。ポルノ女優が美容的な理由でこの手術を受けると聞いたことがありますが、私の意図は全く違います」と皮肉を交えて説明し、陰唇縮小手術が美容的な理由でポルノ女優の間で行われていると聞いたことがあるが、それが彼女の意図ではなかったことを明かした。
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「それを非常に侵害的に感じ、一種の強制的な行為でした」
グリア・ハモンドとローワン・フランシス・ヘンチーの母親は、その後、ビバリーヒルズの美容外科医に依頼して手術を受けた。しかし、術後の診察で、手術を担当した医師から予期せぬ別の手術も受けていたことを告げられる。「彼は私に『ちょっとしたボーナスだ』と告げました」と、「Usウィークリー」のインタビューで彼女は続けた。その医師は、誇らしげに「ふたつの手術を一度に行った」と彼女に述べた。彼女が同意した陰唇縮小手術の他に、「筋肉を引き締め、膣の直径を縮小するような陰部の若返り手術(リフト手術)」を受けたことを彼女は知らされたのだ。
「それを非常に侵害的に感じました......一種の強制的な行為で、とても奇妙でした」と彼女は語り、この発言に「唖然とした」と振り返る。さらに、「その手術の必要があったとは思えませんでした。もっと引き締まって、狭く、固く、若返る必要なんて、特にその部位で感じることはありませんでした」と嘆き、彼女は自身の婦人科医とともに、この「不可逆的な行為」に対して激怒したことを報告した。それは彼女も望んでいなければ、必要としていたことでもなかった。
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「恥ずかしさを感じている場合ではない」
恥ずかしさと怒りに駆られたブルック・シールズは、この経験について誰かに話すことを拒んでいた。彼女の夫である映画監督・プロデューサーのクリス・ヘンチーですら、長い間、そのことを知らなかったと「Usウィークリー」は報じている。また、彼女は法的措置を取ることも考えなかったという。「誰かに自分が何をすべきかを指示されたくなかった」と彼女は説明した。
ブルック・シールズは自身の回顧録の中で、読者が彼女の話を「過度に詳細が書かれている」とか「個人的すぎる」と感じるかもしれないことに対して謝罪しながらも、彼女の意図は純粋なものだと強調している。ブルック・シールズは「これらの非常にプライベートな情報をシェアすることに恥じていないと言ったら嘘になる」と告白しつつも、「私たちが女性の健康に対するアプローチを変え、よりオープンに話すことを望むのであれば、このような気まずいけれども現実的な問題に向き合う必要がある」と述べた。さらに、「恥ずかしさを感じている場合ではない」と断言した。
From madameFIGARO.fr
text: Victoria Hidoussi (madame.lefigaro.fr) translation: Hanae Yamaguchi