「向こうからずっと聞こえてたよ」キャサリン皇太子妃、王室の車列に立ち止まるよう要求した理由は?
Celebrity 2025.02.03
こうした移動の途中で立ち止まることは、厳格なスケジュールのため滅多にない。しかし、ウェールズ訪問中のキャサリン皇太子妃は特別な対応をとり、地元の人々を感動させた。
2025年1月30日にウェールズ訪問したキャサリン皇太子妃。photography: Naden Rebecca/PA Photos/ABACA
それは珍しくもあり、非常に高貴な行動だった。1月30日(木)、キャサリン皇太子妃はウェールズ南部を訪れ、テキスタイルメーカーのコーギーを訪れた。その後、カーディフ近郊のサリーにある子ども専門のホスピス「タイ・ハファン」を訪問した。
この日、ウェールズのアマンフォードにあるニットメーカーの工場周辺に集まった王室の支持者たちは、キャサリン皇太子妃の思いがけない行動に感動した。車両の中に座っていたウィリアム皇太子の妻に対し、3歳の少女リリー=ローズ・ローガンが何度も「こんにちは、プリンセス!」と呼びかけた。
『デイリー・エクスプレス』によると、キャサリン皇太子妃は迷うことなく車を止め(王室の移動中では珍しいこと)、少女に会いに行ったという。キャサリン皇太子妃はリリー=ローズにこう語りかけた。「あなたが向こうから"こんにちは"って言ってくれたのが聞こえたの。それで会いに来たのよ」。この心温まる瞬間は瞬く間にSNSで広まり、多くのコメントが寄せられた。「警備の人たちもカメラマンたちも、彼女が車を止めるとは思っていなかったようだった。まさに本能的な行動だったのね。タイトなスケジュールにもかかわらず、少女のもとへ駆け寄ったなんて。彼女を心から尊敬するわ」と、あるユーザーがX(旧Twitter)に投稿した。
他のユーザーたちも感嘆の声を寄せた。「キャサリン皇太子妃が車を止めて、幼いファンのひとりに直接挨拶したことは素晴らしい優しさと品格が表れている」。さらに、「なんて素敵なの!」「私たちの美しいプリンセス・オブ・ウェールズ(キャサリン皇太子妃)は、その優しさが際立っている」といったコメントも相次いだ。数時間後、少女の母親である39歳のステイシー・チョーリーは、報道機関にこう語った。「こんなことが起こるなんて、まったく予想していませんでした。リリー=ローズがこの瞬間を一生の思い出にしてくれたら嬉しいです」。
その日の早い時間、キャサリン皇太子妃はウェールズのグラモーガン渓谷のサリーにある子ども専門のホスピス「タイ・ハファン」を訪れ、そこで名誉マザーに任命された。この訪問では、重病を患っている子どもたちやその家族と対面した。そして、王室がこうした重要な支援活動に尽力していることを改めて強調した。
---fadeinpager---
photography: Naden Rebecca/PA Photos/ABACA
---fadeinpager---
photography: Naden Rebecca/PA Photos/ABACA
From madameFIGARO.fr
text: Léa Mabilon (madame.lefigaro.fr) translation: Hanae Yamaguchi