アシュリー・セント・クレア、イーロン・マスクに対する攻撃を続ける。
Celebrity 2025.02.27
26歳のインフルエンサーで、億万長者の13番目の子どもの母親だと主張するアシュリー・セント・クレアの代理人は、息子の親権を独占的に取得するための訴訟に関して、雑誌「ピープル」に語った。
ドナルド・トランプとともにホワイトハウスに戻った際、エアフォースワンのぬいぐるみを抱えていたイーロン・マスク。(ワシントン、2025年2月19日)photography: The Washington Post / The Washington Post via Getty Im
アシュリー・セント・クレアはまだ諦めていない。26歳の保守系インフルエンサーの彼女は、2025年2月21日、イーロン・マスクを相手に、親権を独占的に取得し、父親確認のためのDNA鑑定を求めて訴訟を起こした。そして、依然としてメディアを通じて自らの主張を訴えている。彼女は2025年2月25日、代理人を通じて再度雑誌「ピープル」にその旨を述べた。ちなみに、彼女は2025年2月14日、自身のSNSで「イーロン・マスクの13番目の子どもの母親だ」と主張した。この告白はメディアに大きな波紋を呼んだが、これまでのところ、イーロン・マスクはこの件について確認もコメントもしていない。
沈黙を守るイーロン・マスク
トランプ大統領の元、「政府効率化担当大臣」となったイーロン・マスクは沈黙を貫く一方で、アシュリー・セント・クレアはすべてを明かすつもりのようだ。嘘をついていると非難される中、彼女はまず証拠としてイーロン・マスクとのメッセージのやり取りを報道陣に公開した。2月22日『デイリー・メール』が公開したメッセージには、「君をまた妊娠させたい」や「週末にふたりに会うのが待ちきれない」といった内容が含まれていた。これにより、彼女の主張の信憑性に対する疑念は払拭されたと言えるだろう。
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イーロン・マスク、父親としての責任を果たしていない疑惑?
今回、アシュリー・セント・クレアの代理人は、イーロン・マスクが「良き父親だ」と主張したことに対し、反論を行った。そもそもイーロン・マスクは現在、YouTuberのザック・ネルソン(通称:JerryRigEverything)とのSNS上の論争に巻き込まれている。発端となったのは、X(旧Twitter)に投稿された動画で、イーロン・マスクがイベントのステージを降りる際、4歳の息子Xを遠く後ろに取り残し、まるで忘れたかのように見える場面が映し出されたことだった。この映像を受け、ザック・ネルソンは「5か月の赤ん坊を見捨て、3人分の養育費を支払わず、そして重大なイベントで守るべき存在の子を置き去りにする......」と痛烈に批判した。イーロン・マスクの父親としての責任を問う声が高まっている。
イーロン・マスクはこれらの非難に対し、「ザックは根っからの嘘つきだ」と反論。「私は常に非常に高額な養育費を、何の強制もなく支払ってきた。時には、母親が子どもたちに必要な額を大幅に超える金額を要求することがあり、その点について判断する必要はあった」と述べた。この発言は、元パートナーであり3人の子どもの母親であるグライムスの主張とも重なる。彼女は、マスクが子どもの健康問題を無視していると非難している。
「頼りにできない人物」
イーロン・マスクの弁明を受け、アシュリー・セント・クレアの代理人は雑誌「ピープル」に対し、「アシュリーにとって、お金が問題だったことは一度もありません」と語った。
「アシュリーとイーロンの子どもの利益を守るためのものです。父親として一貫した行動を取るどころか、まともにコミュニケーションを取ることすら期待できない人物から守るためなのです。マスク氏は、自身のSNSプラットフォーム上で子どもたちの母親について語ることに時間を費やすばかりで、彼女たちと直接向き合おうとはしません。我々はマスク氏と協力してこの問題に対応しようとしましたが、それには父親と母親の双方が必要です。しかし、彼は話し合い自体を拒否しました」。
一方、イーロン・マスクからの正式な返答はいまだにない。
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Jerry is an utter liar.
-- Elon Musk (@elonmusk) February 24, 2025
I have always paid extremely generous child support and without any coercion to do so.
Sometimes the mother asked for money vastly in excess of what the children could possibly need, so that needed to be adjudicated.
From madameFIGARO.fr
text: Camille Lamblaut (madame.lefigaro.fr) translation: Hanae Yamaguchi