リアーナが2人の子供をエイサップ・ロッキーの裁判に連れて行った理由とは。
Celebrity 2025.03.03
銃による暴行罪で起訴されていたエイサップ・ロッキーに2月18日、無罪判決が言い渡された。彼を支えたのはパートナーのリアーナ、そして子どものRZAとライオットだった。

リアーナはエイサップ・ロッキーの裁判を家族ぐるみでサポートしようと決めた。セミオートマチック銃による暴行罪で起訴されたラッパーの公判をパートナーのリアーナは傍聴し、支えてきた。2月13日の最終弁論の日にリアーナはひとりではなかった。息子2人、RZAとライオットを抱いてやってきたのだ。だがなぜ、リアーナは子どもたちを父親の裁判に連れてきたのだろうか?
エイサップロッキーの弁護士であるジョー・タコピナがYouTubeチャンネル「ザ・ブレックファスト・クラブ」に語ったところによれば、リアーナは「彼(エイサップ・ロッキー)が子どもたちと会えるのはこれが最後で、今後10年以上会えなくなるかもしれないからと思って裁判に連れて行った」そうだ。確かに結果的には無罪判決となったが、懲役24年の実刑判決となる可能性もあった。
リアーナが2人の子どもを連れて出廷する写真がメディアやSNSに流れると、陪審員を丸め込むための手段だろうという批判の声がすぐに上がった。しかし、弁護士はそのことを否定した。「陪審員の同情を買うための策略だと言われましたが、陪審員は同情しません。エイサップ・ロッキーに家族がいることを陪審員たちはすでに知っていました。家族が裁判に来たところで、何も変わりません」
ロサンゼルスの法廷で大喜び
司法取引をすれば懲役180日、執行猶予7年、保護観察3年に減刑されるところ、エイサップ・ロッキーは司法取引を拒否したため、最高で懲役24年の実刑になるおそれがあった。だが最終的に無罪を勝ち取った。
2月18日、ロサンゼルスの法廷で判決が言い渡されるとエイサップ・ロッキーはほっとした表情を浮かべ、傍聴していたリアーナに駆け寄って抱き合った。ふたりは喜んで叫び、涙を流して激しく感動を表した。裁判が終わってほどなく、フェンティ・ビューティの創始者でもあるリアーナはインスタグラムに感謝のメッセージをストーリー投稿した。「栄光は神の、神だけのものです。神の慈悲にうやうやしく感謝いたします」とあった。メディアの「ページシックス」によれば、激動の1日の締めくくりにふたりはビバリーヒルズのプライベートクラブ「グラヴィタス」へディナーに行き、勝利を祝ったそうだ。家族で祝うべき大切な瞬間だ。
From madameFIGARO.fr
text: Leonie Dutrievoz(madame.lefigaro.fr)