「語る人は多くはない」メーガン夫人、2020年の流産について言及。
Celebrity 2025.05.01
自身が司会を務めるポッドキャスト番組「Confessions of a Female Founder(女性起業家の告白)」の第2話で、メーガン夫人は自身の人生における新たな辛い出来事について振り返った。それは、彼女が2020年に経験した流産についてであった。

そのタイトルにふさわしいポッドキャスト番組内容だ。新番組「Confessions of a Female Founder」の第1話で、メーガン夫人は出産後に経験した深刻な合併症の妊娠高血圧腎症について率直に語り、続く第2話では、自身のプライベートな人生に関して、自身の弱さもさらけ出しながら、これまで明かされてこなかった新事実を率直に語った。
非営利団体「Girls Who Code」の創設者であり、弁護士のレシュマ・サウジャニを迎えたメーガン夫人は、まず彼女がその話題について触れても大丈夫か確認したうえで、ゲストが流産を繰り返し経験していることを話題にした。メーガン夫人も自身の辛い経験と重ね合わせながら、子どもを失った後に感じた「気持ちを一歩引いて受け止める必要性」について語った。
「人は、大きな希望を託していたことから気持ちを一歩引いて受け止めることを学ばなければならないと思う。そして、たとえ長く愛し続けるつもりでいたとしても、ある時点でそれを手放す覚悟を持つことが必要だと思う」と、彼女は自分の繰り返し流産を振り返りながら語った。するとゲストは「まるで自分の心の中を見透かされたみたい」と返答した。
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「耐えがたい悲しみ」
ハリー王子の妻は、流産についてほとんど語ることはなかった。2020年11月、彼女は『ニューヨーク・タイムズ』に掲載されたコラムで、そのタブーを破り、2020年7月に流産を経験したことを明かしたのである。アーチーの誕生から1年後のタイミングだった。「1人目の子を腕の中で抱きしめているとき、2人目を失おうとしていることがわかった」と当時綴っており、「多くの人が経験する耐えがたい悲しみを私も味わったが、それについて語る人は多くはない」と付け加えた。
このコラムが公開されて以降、メーガン夫人はこの件について、2022年末にNetflixで配信されたドキュメンタリーシリーズ「ハリー&メーガン」で言及するまで一度も語ることはなかった。一方、ハリー王子は、特に『デイリー・メール』をはじめとするイギリスのタブロイド紙を、妻が受けた嫌がらせの原因として非難していた。
From madameFIGARO.fr
text: Louise Ginies (madame.lefigaro.fr) translation: Hanae Yamaguchi