「ウィリアム皇太子はハリーとメーガンを憎み、軽蔑している」親しい友人からの率直な告白。

Celebrity 2025.05.04

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メーガン夫人は最近、エリザベス女王との約束を破って王族のみが使用を許される「ロイヤル・ハイネス」の称号を使用した。王室内での対立が激化しかねないことに一部のロイヤルファミリーは怒りを覚えている。

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photography: Aflo

どのようにふたりの兄弟が対立するようになったのかは周知の通り。チャールズ3世とダイアナ妃の間にできた息子2人、ハリー王子とウィリアム皇太子の確執は、2018年から2021年にかけて始まった。

ハリー王子がメーガン夫人と結婚した後、英国を去ってロサンゼルスに移り住み、家族への恨みがこもった回顧録『SPARE』を発表した時期に当たる。弟の裏切りに、キャサリン皇太子妃の夫は元来おだやかな性格であったが、さすがに怒った。こうして兄弟が仲違いして4年近くになる。サセックス公爵ハリー王子夫妻とイギリス王室との対立は、相手が兄のウェールズ公爵ウィリアム皇太子夫妻であれ、父のチャールズ3世であれ、タブロイド紙の格好のネタとなってきた。チャールズ3世は次男の態度に心を痛めていると言われている。

そして今、家族間の争いに新たな展開があった。メディア「デイリービースト」によれば、ウィリアム皇太子は、自分が国王になった暁にはすぐさま、弟とメーガン夫人から王族の称号を剥奪する意思を固めているそうだ。国王チャールズ3世がこれ以上対立を深めたくないという思いから、温和な態度をとっているのとは対照的だ。

新たな挑発

ハリー王子とメーガン夫人は王族の称号を公式には維持しているものの、2020年にエリザベス女王に対し、王族として活動しなくなったらもう二度と使用しないことを約束した。しかし、メーガン夫人は最近、アメリカの女性起業家ジェイミー・カーン・リマにプレゼントを贈る際、「ロイヤルハイネス」の称号を使用したメモを添えた。このプレゼントの話が彼女のポッドキャストの最新エピソードに登場し、王室に対する挑発行為とみなされた。

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かつてイギリス王室に仕えたことのある人物によれば、称号を使用することは、サンドリガムでサセックス公爵夫妻が今後、いかなる形でも称号を使用しないと約束したことに違反する。そして英国王室の公式ウェブサイトにも、「サセックス公爵夫妻はもはや王室の現役メンバーではないため、ロイヤル・ハイネスの称号を使用することはありません 」と明記されている。

もっとも、今回の件に対する意見は分かれている。メーガン夫人と親しい人物は、違反に当たらないのではという意見を述べた。「ハリーとメーガンは称号を保持しています。そして商業的目的には使用しないということであって、今回は個人的なプレゼントでしたから」

しかしながら今回の件にウィリアム皇太子は腹を立てているようで、すぐにでも具体的な措置が取られるだろうと言われている。「皇太子はふたりが嫌いで軽蔑しています。イギリス王室が体現する一切をふたりが裏切ったと考えているのです」と皇太子の友人のひとりがデイリービーストの取材に語っている。「チャールズはふたりを許すかもしれませんが、ウィリアムは忘れないでしょう。ふたりから称号を未来永劫取り上げる方法を見つけるでしょうね」

衰えつつあるチャールズ3世は次男一家との新たなもめごとを避けたいと考えているようだが、ウィリアム皇太子はすでに水面下で動いているのかもしれない。

From madameFIGARO.fr

text: Léa Mabilon (madame.lefigaro.fr)

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