スペインのレティシア王妃、セザンヌのセットアップを着てマドリードを歩く様子が話題に!
Celebrity 2025.05.19
スペインのレティシア王妃は、5月13日マドリードで、王室関係者に人気のフランスブランドを身にまとって登場した。

スペインに広がる「フレンチタッチ」。レティシア王妃は、娘レオノール王女との再会の際に着用したマンゴのオールインワンに続き、手頃なフランスブランドを取り入れた。フェリペ6世の妃である彼女は、マドリードのサルスエラ宮殿で、ネットの危険から子どもや青少年を守るための協定署名者たちとの会合に出席する際、セザンヌのジャケットとパンツのセットアップ姿で臨んだ。その日の後半には、同じくセザンヌのハイウエストパンツ「マリノ」を選び、ロメア劇場で開催された「赤十字・赤新月世界デー」の式典に参加した。
スペインのレティシア王妃は、洗練とミニマリズムを兼ね備えたエレガントなスタイルで広く知られている。彼女が今回選んだベージュのセザンヌのセットアップは、ダブルボタンが特徴のオーバーサイズジャケット「チェルシー」とワイドパンツ「マテオ」の組み合わせだった。足元には、彼女の愛用ブランドであるマグリットのブラウンのローヒールパンプスを合わせていた。また、レティシア王妃がタイトなドレスやペンシルスカートを着用する姿もよく見られるが、ゆったりとしたパンツやボディラインに沿ったセットアップを選ぶことも多い。彼女は、シャープなカッティング、無駄のないライン、そして洗練されたシルエットを重視している。

王室に愛されるブランド
また、セザンヌの魅力に惹かれているのはレティシア王妃だけではない。キャサリン皇太子妃、ベルギーのマティルド王妃、スウェーデンのマデレーン王女も、パリ発のファッションブランド「セザンヌ」(創設者はモルガン・セザロリー)の服を着て公の場に登場している。特に記憶に残るのは、キャサリン皇太子妃がセザンヌのアイテムで全身をコーディネートした時だ。彼女はベージュのウールセーター「サミ」と、同じくセザンヌのミディ丈スカート「ナエル」を身にまとっていた。

また、レティシア王妃がセザンヌのアイテムを身に着けているのはこれが初めてではない。5月9日にマドリードの「クエスタ・デ・モヤーノ」で開催された書籍見本市では、ストレートカットの黒いパンツに、ギンガムチェックのトレンチコートを羽織り、セザンヌのダブルストラップの黒いバレエシューズを合わせていた。こうして彼女は、間違いなくヨーロッパで最もおしゃれなロイヤルファミリーのリストに名を連ねている。
From madameFIGARO.fr
text: Emma Martin (madame.lefigaro.fr) translation: Hanae Yamaguchi