ヴィクトリア・ベッカムとニコラ・ペルツ、嫁姑問題が再発!?
Celebrity 2025.05.29
ベッカム夫妻の家族内で再び不仲の噂が浮上した。発端は、ブルックリンとその妻がデビッドの50歳の誕生日パーティに姿を見せなかったことだった。いったい、どうしてこんなことになってしまったのか?

彼らの家族は、どんな危機も乗り越えられる結束の固い存在だと思われていた。まるでカーダシアン家のような"揺るがぬ一族"。ただし、より控えめで派手さを抑えたイギリス版だ。メディアの注目を浴びながらも、ベッカム夫妻がどうやってこれほど理想的な家族を築いたのか、不思議に思われるほどだった。だが、何年もの穏やかな時を経て、その頭上に突如として嵐が湧き起こった。ベッカム夫妻がブルックリン、ロメオ、クルス、ハーパーという4人の子どもたちに囲まれた『完璧な家族写真』は、ついにひび割れたのだった。
それは誰の目にも明らかだった。今年5月初め、長男ブルックリンとその妻ニコラ・ペルツが、元サッカー選手デビッド・ベッカムの50歳の誕生日を祝うために催された数々のパーティのどれにも姿を見せなかったのだ。この家族にとって象徴的ともいえる大切なイベントに、なぜふたりは不在だったのか?ベッカム夫妻は、どうして息子との関係をここまでこじらせてしまったのだろうか?
意外に思われるかもしれないが、こうした不穏な空気は今に始まったことではない。最初のすれ違いが表面化したのは3年前、2022年のこと。ブルックリン・ベッカムとニコラ・ペルツが結婚式の準備を始めた頃だった。フロリダ州パームビーチで盛大に行われたその式典をめぐって、すでに緊張は生じていたのだ。
ニコラ・ペルツのウェディングドレスをめぐる確執
長男であり、兄弟の中で最初に結婚する息子の大切な節目に、元スパイス・ガールズで現在はデザイナーとして活躍するヴィクトリア・ベッカムは、将来の義理の娘に自らのブランドのドレスを着てもらうことを願っていた。しかしニコラ・ペルツが最終的に選んだのは、ヴァレンティノのピエールパオロ・ピッチョーリによるオートクチュールのウェディングドレスだった。スクエアネックとレースのロングトレーンが特徴の、シンプルでモダンな一着だ。英タブロイド紙によると、この決断はヴィクトリア・ベッカムを深く傷つけ、疎外感を抱かせ、さらにはニコラ・ペルツに侮辱されたとすら感じさせたという。すべてが崩れ始める、その最初の亀裂だったのだろうか?
ニコラ・ペルツとの結婚後、ブルックリン・ベッカムはイギリスを離れ、妻とともにロサンゼルスに移り住んだ。こうして遠く離れて暮らすことは、子どもたちと深い絆を持つベッカム夫妻にとって、きっと胸が引き裂かれるような思いだったに違いない。アメリカのメディア「ページ・シックス」の複数の情報筋によると、その後ブルックリンは両親との距離を置き、妻の両親である億万長者のネルソン・ペルツと元モデルのクラウディア・ヘフナーと過ごす時間を優先するようになったという。
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ブルックリンの旧知をめぐる緊張
昔からよくある、義母と嫁の永遠の確執というお決まりの話がメディアで囁かれ始めた。つまり、ニコラ・ペルツはヴィクトリアに我慢ができず、ブルックリンを家族から遠ざけようとしているのではないかというのだ。噂によると、ニコラは義母から「あなたも早く子どもを考えなさい」とほのめかされた一言に深く傷ついたと言われている。その理由は、義母が長男を25歳で産んだことに触れたからだという。
一方、ブルックリン・ベッカムはかつて好意を持っていたキム・ターンブルと弟のロメオが付き合っていることに腹を立てている。英紙『ザ・サン』によると、ブルックリンとニコラはキムが私利私欲のため、ロメオに近づいたのではないかと疑っており、彼女と顔を合わせることを拒否している。一方、キム・ターンブルはお祝いの席に招待されていた。ベッカム夫妻がふたりの不満を無視したと知って、ブルックリンとニコラはかたくなになってしまったのだろうか?
ブルックリンはニコラを見捨てない
確かなことは、ブルックリンとニコラが元サッカー選手の50歳の誕生日パーティに欠席した理由が何であれ、イギリスで最も影響力のあるカップルは、息子の態度に「傷つき、失望している」と雑誌「ピープル」は報じた。状況は厳しいように見えるが、和解の望みはまだ残っている。「彼らの関係が完全に壊れているわけではありません。デビッドとヴィクトリアは息子を愛しており、いつも彼のそばにいます」と「ピープル」に情報筋は語った。一方、ブルックリンはニコラ・ペルツの陣営を選んだ。5月25日(日)に彼は「僕はいつも君を選ぶよ、ベイビー。君は僕が知る中で最も素晴らしい人だ」とバイクで外出中の自分と妻の動画を添えてInstagramにコメントを投稿した。今後のふたりの行く末に注目が集まる。
From madameFIGARO.fr
text: Solene Delinger (madame.lefigaro.fr) translation: Hanae Yamaguchi