シャルレーヌ王妃へのキスと子どもたちへの抱擁......モナコ国王アルベール2世、家族とともに統治20周年を祝う。
Celebrity 2025.07.27
7月19日土曜日、モナコ大公アルベール2世は即位20周年を迎え、モナコの宮殿に家族全員が勢揃い。市民も交えての祝賀会が開かれた。
2025年7月18日土曜日、アルベール2世公はモナコ公宮殿にて即位20周年を祝った。(モナコ、2025年7月19日)photography: Pool/ABACA
2025年7月19日、モナコはお祝いムードに包まれていた。モナコ大公アルベール2世の即位20周年を祝って宮殿に家族が集まり、モナコ市民との交流もおこなわれたからだ。集まった市民に挨拶しながらアルベール2世は宮殿前広場で一族と合流。妻のシャルレーヌ公妃、そして10歳になる双子のジャック公子とガブリエラ公女と、公衆やカメラの前でも臆することなくハグやキスをした。
集まったのは姉のカロリーヌ・ド・モナコ公女、妹のステファニー・ド・モナコ公女に加えて大勢の姪や甥たちだ。シャルロット・カシラギ、その兄のアンドレア・カシラギや妹のアレクサンドラ・フォン・ハノーファー、ポーリーヌ・デュクリエとルイ・デュクリエら。「私が日々おこなっていること──ここであれ、国際的な場であれ、孤独な執務室の中であれ、遠い海の上であれ──それはすべて、皆さんのためなのです」と、レーニエ3世とグレース・ケリーの息子であるアルベール2世は、人々を前にスピーチしたと仏「ル・パリジャン」紙は報じている。
簡単で素敵なひととき
伝統に従えば5年後の即位25周年に祝賀会がおこなわれるべきところ、即位20周年の節目も簡単に祝いたいというのがアルベール2世とシャルレーヌ公妃の希望だった。「シャルレーヌ公妃も私も、宮殿前広場で祝いたいと思いました。簡単で素敵なやり方でしょう。自分の家族、そしてモナコというひとつの大きな家族と共に楽しむひとときになるはずです」と、アルベール2世は地元の「モナコ・マタン」紙の取材で語っている。「これはモナコ国民との結びつきを象徴するものであり、この公国を日々献身的に支えているすべての人々への感謝を伝える機会にもなります。さらに私たちが信頼と責任感をもって共に未来へ歩むための機会でもあるのです」。簡素な式典と言えども赤と白の巨大なマカロンケーキが登場してお祝い気分を盛り上げてくれた。












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text: Leonie Dutrievoz (madame.lefigaro.fr)