ヴィクトリア・ベッカムと結婚寸前だったマーク・ウッドとは誰？

2025年7月4日、デヴィッドとヴィクトリア・ベッカムは結婚26周年をささやかに祝った。ポッシュ・スパイスの愛称で知られたヴィクトリアにはかつて別な婚約者がいたことを報じたメディアもある。

元サッカー選手の夫とヴィクトリアは結婚26周年を思い出の写真で祝った。一方、英紙「デイリー・メール」は7月4日、デビッド・ベッカムとつきあう前のヴィクトリアが別な男性と婚約していたことを報じた。お相手の名前はマーク・ウッド。ヴィクトリアの父親の電子備品会社で働く電気技師で、防犯警報装置を担当していた。

Who is Victoria Beckham's little-known first fiancé? Posh nearly tied the knot with electrician who she lived with in parents' £400k Hertfordshire home https://t.co/mEHVkMStS5 pic.twitter.com/RCnk00wN0n

-- Daily Mail US (@Daily_MailUS) July 4, 2024

同紙は当時のモノクロ写真もアップした。オールバックの髪に片耳ピアス、デニムシャツを着たマーク・ウッドと、後ろから笑顔で抱きつくヴィクトリアが写っている。別な写真では横になったヴィクトリアが彼の腰に腕を回し、頭を彼の胸に預けている。

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ハイスクール時代

ふたりが出会ったのは1980年代、ヴィクトリアが14歳のときのことだ。イングランドのハートフォードシャー州チェシャントにあるセントメアリーズハイスクールで知り合った。やがてにふたりはヴィクトリアの実家、アダムズ家（時価40万ポンドの豪邸）で同棲を始める。1994年、マーク・ウッドは20歳のヴィクトリアに思い切ってプロポーズし、ふたりは婚約する。ヴィクトリアはスパイス・ガールズのオーディションを受けたばかりだった。

しかし2年後、ふたりは6年間の交際に終止符を打つ。それでもしばらくは、ヴィクトリアが「ヴィクトリア・アダムズ・ウッド」と名乗ることもあり、スパイス・ガールズの初期グッズにもこの名前が使われている。ただし、別れた後の関係は決して良好とは言えない。2002年のドキュメンタリー「Being Victoria Beckham」で歌手は元婚約者のことをこう語っている。「何で婚約したのかわからないわ。警報装置の設置を仕事としている人だった。最初に母のところで見かけたクローゼットの中からずっと出てこなければよかったのに」

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運命の相手

この発言にマーク・ウッドは激怒した。2年後、イギリスのテレビ局、チャンネル・ファイブのドキュメンタリー「Victoria's Secrets」でヴィクトリアを攻撃、「今の彼女の胸は、当時とはまったく違うだろうね」と発言した。

チャンネル・ファイブの広報担当は「ヴィクトリアの発言でマークはかなり傷ついた。だからヴィクトリアが恥ずかしいと思うことを言う覚悟だ」と発言の意図を説明した。

それを聞いたヴィクトリアも黙ってはいない。チャンネル・フォーTV局の番組「ビッグ・ブレックファスト」に出演して「つきあったのが間違い。楽しくなかったし、いずれは別れる運命だったわ」と反撃した。ただし婚約指輪は返していないそうだ。「クレイジーな指輪だったから今も持っている」そう。その翌年、ヴィクトリアはサッカーの試合観戦でデビッド・ベッカムと出会い、恋に落ちる。

一方のマーク・ウッドは、ヴィクトリアのことが忘れられず、同年の「ピープル」紙にヴィクトリアとの思い出を語った。「とても特別な関係だった。でも、あの時代はもう終わった」と言うと「長く一緒にいたから悲しい。でも、彼女は欲しかったものを手に入れた。すごいね」と続けた。その後、ヴィクトリアはデビッド・ベッカムと結婚し、4人の子どもをもうけた。長男ブルックリン（25歳）、ロメオ（21歳）、クルス（19歳）、そして末娘ハーパー（12歳）だ。

From madameFIGARO.fr