インスタ削除の常習犯、マドンナが67歳に!残された投稿の現在の姿とは?

Celebrity 2025.08.21

2025年8月16日、マドンナが67歳の誕生日を迎えた。現在、彼女のインスタグラムにはほとんど投稿が残っておらず、66歳の一年間に記録されたはずのスタイルもSNS上からは姿を消している。

マドンナがインスタを頻繁に削除することはファンの間では周知の事実であり、アメリカのRedditやXでは「また消した」「なにかの布石か?」といった反応が定期的に上がっている。「投稿のセンスが痛々しいと感じることもあるけど、それすら彼女らしい」という声や、「消すことで逆に注目を集めているのでは?」という分析もある。

実際、マドンナはこれまでも"セルフプロデュースの鬼"として知られてきた。ステージ上の演出や映像、衣装だけでなく、SNS上でも"見せる/見せない"のコントロールを徹底していると考えられる。投稿を削除する行為自体が、現代的な"表現"の一部ともいえる。

とはいえ、消された投稿のなかにも、印象的なスタイルはいくつも存在した。66歳のマドンナが見せたルックは、Y2Kやボンデージといった要素を内包しながらも、"流行の追従"ではなく、彼女自身のスタイルとして再構築されたものだった。

残されたインスタ投稿から、マドンナの67歳の日常とファッションを振り返る。

2025/8/19投稿 誕生日に「パリオ競馬」を観戦したことを報告


2025年3月|アカデミー賞アフターパーティにて

マドンナは毎年恒例となっている自身主催のオスカーパーティを、マネージャーと共に開催。2025年も開催に苦労したことを明かしつつ、「尊敬する人たちと素晴らしい時間を過ごせた」と投稿。お気に入りの映画『Emilia Perez』の監督ジャック・オディアールと隣り合って座り、リル・ウェインのライブを観たことを"ハイライト"と表現している。

この日は、黒のドレスにレースのインナー、コルセット風のディテール、首元に大ぶりのペンダントを合わせたルックを披露。髪はブロンドのボリュームスタイルでセットされ、ドラマティックなアイメイクとヌーディなリップが印象的。


2025年4月|ロンドンでのプライベートショットと思われる投稿

4月の投稿は、ロンドンの街並みに佇むモードなストリートルック。キャプションには、"パクリ"という批判に対して、「男性なら許されるのに女性には厳しい」という構造を皮肉ったメッセージ。マドンナらしい、挑戦的でアイロニカルな一言。

このルックは、1990年代の自身のルーツ("Vogue"期のメンズスーツスタイル)を彷彿とさせつつ、2020年代のビッグシルエットとモノトーンスタイルにアップデートされている。自身が過去に築いたスタイルを再解釈して取り入れるのは、近年のマドンナのファッションにおける定番的アプローチ。


2025年5月|母の日に家族と過ごすマドンナ

2025年の母の日、マドンナは6人の子どものうち5人と週末を一緒に過ごしたことを報告。キャプションでは「太陽、笑い、乗馬、サッカー、そして音楽」と穏やかな時間を綴り、「子どもたちからもらった最高のギフトは、喧嘩をせず、思いやりを持って過ごしてくれたこと」と述べている。さらに、「自立した子を育てれば、家庭内にディベートチームができるようなもの」とウィットを込めつつ、母親としての喜びと苦労を語った。

マドンナはこの日、黒地に白のドット柄マキシドレスにレースの縁取りを効かせた一着を着用。首元には重ねづけしたネックレス、そしておなじみのブラックサングラスをかけたリラックススタイル。子どもたちとのカジュアルな空気感の中でも、フェミニンさと芯の強さを併せ持つスタイリングが印象的。


2025年6月|バスルームから届いた"日常のスタイル"集

彼女は「最近のバスルームでの日常」と題し、16枚のカルーセルにわたるセルフショットを投稿。ソファでくつろぐ姿から鏡越しのポーズ、さらにはコルセットやハーネスを取り入れたコーディネートまで、多彩なスタイリングを披露した。パーソナルな空間で切り取られたこれらの写真からは、現在のマドンナの嗜好や美意識が垣間見える。


2025年7月|ロンドンでのストリートスナップ風ポスト

 
7月下旬、マドンナはロンドン滞在中の様子を「L O N D O N lately .........」という一言と共に投稿。パリス・ヒルトンも絵文字でで投稿に反応。

この日のマドンナは、胸元にメッセージの入ったリブタンクを主役に、ボロ加工の効いた黒×白のパーカーを羽織り、アイコニックな黒のサングラスと、ジャラ付けされたネックレスを合わせたストリートスタイル。

67歳とは思えない美貌とセンスで、いまもファッションの最前線に立ち続けるマドンナ。インスタの投稿が消えても、その存在感が消えることはない。

text: madame FIGARO japon photography: launchmetrics

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