シースルードレスに奇抜な演出! MTVビデオ・ミュージック・アワードに集ったセレブのドレスをチェック。
Celebrity 2025.09.12
9月7日の夜、ニューヨークで行われたMTVビデオ・ミュージック・アワードの式典では、きらめきや鮮やかな色使い、そして個性的な装いが目を引いた。
生放送でリップスティックを食べてしまうシーンや、様々なシースルードレス、さらには巨大なドリトスまで。9月7日夜、ニューヨークで行われたMTVビデオ・ミュージック・アワードの会場は、熱狂的な雰囲気に包まれていた。この年次イベントは1984年から毎年、その年の最優秀ミュージックビデオを表彰している。今回も、レッドカーペットには現時点で最も「稼げる」セレブたちが再び集結し、ファッションでも大胆に攻めていた。その結果、時にはやりすぎと思えるほどの装いも見られる......。
2025年MTVビデオ・ミュージック・アワード レッドカーペット

photography: Kevin Mazur/Getty Images for MTV

photography: Christopher Polk / Billboard via Getty Images

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photography: Udo Salters / Patrick McMullan via Getty Images

photography: John Shearer / Getty Images for MTV

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MTVビデオ・ミュージック・アワードは、アカデミー賞のようなグラマラスで優雅な雰囲気とはまったく異なる。ファッションで注目されることも多いニューヨークのレッドカーペットは、今回もまた大胆さを見せつけた。
まずはドージャ・キャットが圧巻の登場を果たした。
2025年のMTVビデオ・ミュージック・アワードのレッドカーペットで、MACの口紅を食べてしまったラッパーのドージャ・キャット。(ニューヨーク、2025年9月7日)photography: TheStewartofNY / Getty Images
29歳のラッパーの彼女は、バルマンのバイカラードレスに身を包み、目がくらむようなハイヒールを履き、カメラの前でMACの赤い口紅を塗った。その直後、来場者たちを驚かせるように、その口紅を食べてしまったのだ。
「メイクは私の表現手段であり、鎧であり、キャラクターを生み出す方法です。そしてMACはいつも、このクリエイティブな表現の自由を支持してくれています」と、彼女は同日雑誌「InStyle」に語った。実はこれ、同日に彼女がMACの公式アンバサダーに任命されたこともあり、大きな宣伝効果にもなった。
スパンコールと個性あふれるスタイル
一方、南アフリカ出身のシンガー、タイラは、シャネルのミニドレスに身を包み、腰には1993年春夏コレクションのランウェイでクラウディア・シファーが着用したゴールドのジュエリーベルトを巻き、ロングトップのようにアレンジしていた。また、ポップ界の旋風サブリナ・カーペンターは、最新のアルバム『Man's Best Friend(マンズ・ベスト・フレンド)』のリリース直後ということもあり、ショーガール風のルックに挑戦。襟元が高く、スパンコールで装飾された赤のロングドレスに、ライラック色のボアを合わせた。この装いは、ヴァレンティノのアートディレクター、アレッサンドロ・ミケーレによるもので、少しレトロで華やか、そして独特の個性が光るデザインで知られている。
そして忘れてはならないのが、堂々たる存在感を放ったレディー・ガガだ。この夜、彼女は栄誉ある「アーティスト・オブ・ザ・イヤー」のトロフィーを受賞した。ステージで賞を受け取る際、彼女は「芸術家には、観客を笑顔にし、踊らせ、涙を誘い、心を解き放つ―その責任があります」と語り、マーク・ジェイコブスの印象的なゴシック風のフリル付きドレスに身を包んでいた。スパンコールやポップなカラー、あらゆる種類の奇抜さが、結局のところMTVビデオ・ミュージック・アワードの定番スタイルだ。一方で、アカデミー賞の夜は控えめさを重視するため、MTVアワードとは正反対だと感じる人もいるかもしれない。
From madameFIGARO.fr
text: Augustin Bougro (madame.lefigaro.fr) translation: Hanae Yamaguchi