ジェナ・オルテガ、セレーナ・ゴメス、ペドロ・パスカル......ドラマスターたちがエミー賞で纏ったファッションをチェック！

第77回エミー賞授賞式が日本時間9月15日に開催された。キラキラのトップやブラックミニドレスなど、ノミネートされた人も招待された人も、レッドカーペットで思い思いのファッションを披露し、自分をアピールする絶好の機会となった。

アルマーニを着たケイト・ブランシェット。（ロサンゼルス、2025年9月14日）photography: Gilbert Flores / Variety via Getty Images

今年もレッドカーペットで華やかなファッションが披露された。日本時間9月15日にロサンゼルスで開催されたエミー賞は、全米で放送された優れたテレビ番組を毎年表彰する権威あるイベントだ。Netflixの「アドレセンス」、Apple TV+の「ザ・スタジオ」や「セヴェランス」が多くの賞を獲得したこの晩、会場に集った人々のファッションもとびきりゴージャスだった。

クラシックスタイルでシックに

女優ケイト・ブランシェットは、Apple TVのミニシリーズ「ディスクレーマー夏の沈黙」で初ノミネートされ、エミー賞のレッドカーペットへやってきた。ブロンドのボブヘアでおなじみの女優は胸元がV字に深くカットされた黒のアルマーニのジャンプスーツを着用していた。クリスタルが散りばめられ、背中が大きく開いたセクシーなデザインで、肩は構築的な仕立てとなっている。エレガントな銀とエメラルドのイヤリングを合わせていた。

33歳のセレーナ・ゴメスは婚約者のベニー・ブランコと共に第77回エミー賞授賞式に登場。（ロサンゼルス、2025年9月14日）photography: Gilbert Flores / Variety via Getty Images

フィアンセのベニー・ブランコと腕を組んで現れた女優兼歌手のセレーナ・ゴメス。昨年、「マーダーズ・イン・ビルディング」（Disney +）でノミネートされている。今回は長いトレーンがついた "オールド・ハリウッド"スタイルの真紅のロングスリットドレスで登場、ルイ・ヴィトンのオーダーメイドだ。ジュエリーはティファニー。

特別な日に特別な装い

この夜、男性陣のファッションも華やかだった。俳優コールマン・ドミンゴのカラフルでややレトロな装いも注目を集めたが、ペドロ・パスカルのスーツも秀逸だった。『The Last of Us』（HBO）の主演を務めるペドロ・パスカルは定番のブラックスーツではなく、あえて全身白を選択し、セリーヌの白いダブルジャケットを着用した。こだわりどころは丸サングラス。この小物をプラスすることで彼の飄々とした雰囲気、「クール」な感じが強調されていた。

ジェナ・オルテガとキャサリン・ゼタ＝ジョーンズ。（ロサンゼルス、2025年9月14日）photography: Christopher Polk / Variety via Getty Images

そして忘れてはならないのがジェナ・オルテガだ。Netflixのホラードラマ「ウェンズデー」で主人公を演じる女優は普段、ダークカラーを好むが、今晩はサラ・バートンによるジバンシィのジュエリートップを選んだ。想像の余地をほとんど残さない大胆なルックは注目の的となり、とりわけSNSではこの大胆なクチュール服を称賛する声が相次いだ。

第77回エミー賞授賞式に集ったスターたち