「チャールズとウィリアムは互いを憎んでいる」英国王室専門家マルク・ロッシュが暴露が物議。

Celebrity 2025.10.01

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新著『Ma vie chez les Windsor(ウィンザー家での私の人生)』でマルク・ロッシュはイギリスの君主と長男の複雑な関係について語った。

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チャールズ3世は息子2人と不仲なのか? 少なくともマルク・ロッシュは新著『Ma vie chez les Windsor:les derniers secrets de Buckingham(ウィンザー家との生活:バッキンガム宮殿に残された秘密)』(アルバン・ミシェル社)でそう語っている。国王と次男ハリー王子の仲の悪さはよく知られており、マスコミもよくこの話題を取り上げている。だがカメラが届かない舞台裏では、どうやら長男とも神経戦を繰り広げているようだ。

「チャールズ国王は君主としての立場上、気軽に発言できません。それを利用してウィリアム皇太子が環境問題や人種差別、貧困層支援など、もともとチャールズ国王が関心のあった分野で活躍していることを快く思っていません」とマルク・ロッシュは新著の発売の際に受けたインタビューで明かしている。立憲君主制の原則から中立性を保たなければならないイギリスの君主は政治や社会問題について意見を述べることが許されない。一方、王位継承者は、ある程度の発言の自由が許されている。こうして、チャールズ3世は長男の行動に苛立つことになる。

似たもの親子

しかしながら長男にやっかみを感じているチャールズ3世自身、皇太子時代には同様の振る舞いをしていたことをマルク・ロッシュは指摘する。「エリザベス女王時代に自分も同じように振る舞っていたのを忘れてしまったのでしょう。いずれにせよ、いつの世にも君主と王位継承者の関係は難しいものです」とかつてフランスの「ル・モンド」紙のロンドン特配員として排他的な「ロイヤル・ロタ」、すなわちロイヤルファミリー公認の英王室記者クラブに所属していた著者は言うと、こう付け加えた。「それで父子関係はあまり良くなく、互いに嫌っていると言っていいほどです」

著者によれば国王はガンという共通体験を通じて生まれたキャサリン皇太子妃との信頼関係を利用して、ウィリアム皇太子に対抗しようとしている。チャールズ3世はウィリアム皇太子のことを、「王の病をある意味利用して、摂政のように振る舞う"ブルータス的"な野心」の持ち主のように感じているそうだ。「ウィリアム、お前もか」

From madameFIGARO.fr

text: Leonie Dutrievoz (madame.lefigaro.fr)

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