「目に見える傷も、見えない傷も癒されますように」ジャスティン・ビーバーの母、息子の心と精神の回復を神に祈る。

Celebrity 2025.10.17

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9月23日(火)、ジャスティン・ビーバーの母パティ・マレットが、自身のInstagramで、息子の「目に見える傷も、見えない傷も癒されますように」と祈る投稿をした。このメッセージは、一部のファンの間で再び心配の声を呼んでいる。

「ジャスティン、私たちはいつもあなたを応援し、あなたのために祈っています。」パティ・マレットはこの言葉で、息子ジャスティン・ビーバーへの祈りを込めた長いメッセージを綴った。50代の彼女は、この文章に、ジャスティンが2026年4月に復帰予定となる大舞台コーチェラ・フェスティバルの公式フォトからの一連のモノクロ写真も添えている。

心の安らぎと父性

なぜパティ・マレットは、この「助けを求めるようにも見える」祈りをSNSで共有したのだろうか。そして、息子が肉体的・精神的に大きな問題を抱えながらも、ようやく回復の兆しを見せている今、なぜ彼女はこうした投稿をしたのだろうか。ラムゼイ・ハント症候群によって顔の一部が麻痺し、ワールドツアーを中止してから3年後の今年の夏、ジャスティン・ビーバーはファンを驚かせる形で、2枚の新アルバム『SWAG』と『SWAG II』をリリースした。

2024年8月に、妻ヘイリー・ビーバーとの間に長男ジャックを授かったジャスティン・ビーバーは、このアルバムでより優しく、柔らかな一面を見せている。『DAISIES』や『MOTHER IN YOU』、『WALKING AWAY』のような楽曲を通して、その一面が表れている。ファンにとって、この2枚のアルバムは「安らぎ」と「成熟」を感じさせる作品であり、長年自身の内なる闘いやドラッグ、アルコール依存と向き合ってきたジャスティンが、父親となった今ようやく心のバランスを見つけたことの証とも言えるだろう。

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1000万ドル

母親パティのメッセージは、ジャスティン・ビーバーが長年のブランクを経て、再び自信を失い、落ち込み始めている兆候と見なすべきだろうか?それとも、非常に信心深い母親が、単に彼を励ますために、何も考えずに祈りをシェアしただけなのか?モノクロ写真では、ジャスティンは「Pray for me(私のために祈って)」と書かれたTシャツを着ている。どうやら母親は、2012年から2014年の間に人生のどん底を経験した後、宗教に救いを求めた31歳のジャスティンの願いを、ただ単に叶えてあげたかったようだ。「私に賛同する人はアーメンと言ってください」と彼女は締めくくり、息子のファンに彼のために祈るよう呼びかけた。

コメント欄では、一部のファンが自分たちのアイドルを心配する様子も伺えた。「彼の目には苦しみが見えるけれど、それと同時にたくさんの愛も感じられる」とあるファンは指摘している。コーチェラでの公演に向けた準備期間は7か月残されており、その公演で彼が得るギャラは約1000万ドル(約15億円)とされる。この金額は桁外れで、2018年にビヨンセが受け取った800万ドルを上回り、彼はフェス史上最高額の報酬を受け取るアーティストとなる。デビューから15年経った今も「ビーバー・フィーバー」が衰えていないことの証と言えるだろう。

From madameFIGARO.fr

text: Solene Delinger (madame.lefigaro.fr) translation: Hanae Yamaguchi

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