年間400万ドル! 父・マイケル・ジャクソンの死後、多額の遺産を受け取る子どもたちの生活とは。
Celebrity 2025.11.08

マイケル・ジャクソンの子どものひとり、27歳のパリス・ジャクソンが父親の遺言執行人を訴えたことから、こうした数字が明らかになった。

マイケル・ジャクソンの3人の子どもたち、プリンス(28歳)、パリス(27歳)、ブランケット(23歳)は将来にわたって経済的な不安を抱く必要が全くない。"キング・オブ・ポップ"の遺言執行人が米国司法当局に提出した文書によると、3人は2009年6月25日に父親が亡くなって以来、それぞれ年平均400万ドルを受け取っているという。マイケル・ジャクソンは母親のキャサリン・ジャクソンも相続人に指定しており、現在95歳の彼女も同額を受け取っている。
6500万ドル
きっかけは2018年、パリス・ジャクソンが父親の遺言執行人である弁護士ジョン・ブランカと音楽プロデューサージョン・マックレインを非難したことだった。パリスは遺産管理でふたりが高額の報酬を受け取っていると主張した。この争いの結果として遺産に関する情報が最近明らかにされた。アメリカの雑誌「ピープル」によれば、この情報の中でパリスは直接名指しされている。
「遺言管理の結果、申立人自身ほど大きな恩恵を受けた者はほとんどいない。申立人は遺産から6500万ドル近くを受け取っている」と遺産管理書類には記載されている。そして「遺言執行人が2009年7月に通常の遺産相続手続きを取ったならば、パリス・ジャクソンは決してこのような金額を受け取ることがなかっただろう」とも。
赤字の補填
確かに、マイケル・ジャクソンは2009年に亡くなった時点で5億ドル以上の負債を抱え、65名以上の債権者がいた。遺言執行人は、「負債と債務だらけの遺産を、自分たちが20億ドルの価値のある帝国に変えた」と主張している。
その手法はマイケル・ジャクソンの遺した音楽をショーやアルバム、未発表曲のリリースを通じて活用し、とりわけ彼の音楽作品の半分をソニー・ミュージックに6億ドル以上で売却することだった。来年公開予定のマイケル・ジャクソンの伝記映画は、プリンス、パリス、ブランケット、キャサリン・ジャクソンに新たな利益をもたらす見込みだ。
From madameFIGARO.fr
text: Solene Delinger (madame.lefigaro.fr)






