「そこから学んで、前に進む」ブラッド・ピット、離婚中の過ちについて語る。

ブラッド・ピットは米トーク番組「エンターテイメント・トゥナイト」のインタビューに応じ、過去から学んだ教訓について語った。

メキシコシティで開催された映画『F1／エフワン』のプレミア上映会にやってきたブラッド・ピットは、何年も私生活がゴタゴタしていたことについて珍しく口を開き、謎めいたコメントを残した。明言はしなかったものの、アンジェリーナ・ジョリーとの離婚が8年間の法廷闘争の末、2024年12月末にようやく決着したことが念頭にあったものと思われる。

俳優はエンターテイメント・トゥナイトのマイクの前で丸刈り頭を初披露しながら、「過ちはどうであれ、そこから学んで前進するものだ」とレッドカーペットで発言すると、「それが次の成功につながる」と付け加えた。

そして、「本当に、この年齢になると、自分がよく知っていて好きな人たち、そして同様に自分のことを好きでいてくれる人たちが周囲にいることの大切さに気づく。友人や家族、それだけでいい。それがあって自分を解放できる。これはかなりシンプルな方程式だと思う」とも。

子どもたちとは断絶

アンジェリーナ・ジョリーとの間の子ども6人と一切連絡を取り合っていないことを考えるとこれはかなり驚くべき発言だ。ザハラ（20歳）、シャイロ（19歳）、ヴィヴィアン（16歳）の娘3人は結局全員が母親の姓に名前を変えている。21歳の次男、パックスは俳優のせいで人生が「絶え間ない地獄だった」と非難しており、父子の間には「和解不能な」対立がある。

今年の3月、ブラッド・ピットは「GQ」誌の取材でも私生活について言及している、子どもたちとの関係には口をつぐんだ。その時は「自分の私生活は常にニュースネタになっている」と語り、「もう30年間もニュースネタになっているんだ。少なくとも私生活の一部はね。（中略）だから自分が本当にやりたいことをやるなかで、多少なりとも対処してこなければならなかった」と続けた。

いずれにせよ、子どもたちと会えなくても、61歳の俳優は2022年からつきあっているイネス・デ・ラモンと順調に愛を育んでいるようだ。

From madameFIGARO.fr