ノルウェー王国のクリスマスカード、王室メンバーのファッションが話題に。

Celebrity 2025.12.25

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ホーコン王太子とメッテ=マリット王太子妃は、末っ子ふたりとともに過ごす和やかなひとときをInstagramで公開し、クリスマスツリーを準備する様子を披露した。クリスマスセーターに身を包んだ一家は、温かな家族のワンシーンを写真に収めている。

ノルウェー王室は温かく祝祭感あふれるメッセージを発信した。12月21日(日)、ホーコン王太子とメッテ=マリット王太子妃は、末っ子のイングリッド・アレクサンドラ王女とスヴェレ・マグヌス王子とともに、公式Instagramアカウントで、クリスマス準備のひとときを捉えた親密で和やかな動画を公開した。「待降節第4日曜日おめでとう」というキャプションが添えられたその映像には、クリスマスカラーのリラックスした装いに身を包んだ王室一家が、愛犬のラブラドゥードル、モリー・フィスケボラーと一緒にツリーを飾り付ける様子が映し出されている。

 

メッテ=マリット王太子妃は、ラルフ ローレンのグリーンのニットにブラックのパンツを合わせ、トレードマークのディオールの眼鏡を着用。21歳の娘イングリッド・アレクサンドラ王女は、ノルウェーのニットブランド「Huldrespøt(フルドレスポット)」のニットに白いビルケンシュトックとソックスを合わせた、リラックス感のある装いを選んだ。20歳の弟は、ニットの下に白いシャツを着てブラックのパンツを合わせた、シンプルなスタイルでまとめている。一方、ホーコン王太子は、赤と青の柄に、立体感のあるひげのサンタクロースとミラーサングラスがあしらわれた遊び心満載のニットを身にまとい、今季再び注目を集めているデザインで、ひと味違うクリスマスムードを軽やかに表現していた。

混乱に陥るノルウェー王室一家

緊張状態にある王室一家にとって、今回の投稿は束の間の安らぎの瞬間だった。というのも、ここ数カ月、ノルウェー王室は深刻な局面に直面している。発端となったのは、メッテ=マリット王太子妃が前のパートナーとの間にもうけた長男、マリウス・ボルグ・ホイビーをめぐる一件だ。彼は、4件の強姦を含む計32件の罪で起訴されており、2024年8月、元交際相手に対する家庭内暴力の疑いを受けて最初に逮捕された。その後、さらに4人の女性からの告発が加わり、捜査は拡大。裁判は2026年2月3日から3月13日まで、オスロで開かれる予定で、最長10年の実刑判決が言い渡される可能性もある。

そして12月19日、状況はさらに暗さを増した。メッテ=マリット王太子妃は、長年患ってきた肺線維症の悪化により健康状態が深刻化し、肺移植の準備に入っていることを明らかにした。それでもなお、家族で分かち合うこうしたひとときは、どれほど重い試練の中にあっても、愛と家族の結束が揺るぎない支えであり続けることをあらためて思い出させてくれる。

From madameFIGARO.fr

text: Lou Revel (madame.lefigaro.fr) translation: Hanae Yamaguchi

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