最新作1000点以上、アラーキーの大規模個展。

Culture 2017.07.06

死を通して生を見つめる、天才写真家の新作展。
荒木経惟『写狂老人A』

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「死」と表裏一体にある「生」を見つめる眼差しが、さらに鋭さと深みを増したといわれる荒木の近影。

1960年代から第一線で活躍し、今年77歳を迎えたアラーキー。老境に入っていっそう精力的に制作した、北斎の画号「画狂老人卍」になぞらえたタイトルからもわかる通り、病に倒れ死に直面してもなお衰えない創作意欲を、膨大な数の最新作と原点であるスクラップブックなどから垣間みる、壮大なスケールの個展となる。

荒木経惟『写狂老人A』

会期:7/8~9/3
東京オペラシティ アートギャラリー(東京・初台)
営)11時~19時(金、土は~20時)
休)月(7/17は開館)、7/18、8/6
一般¥1,200

●問い合わせ先:
tel:03-5777-8600(ハローダイヤル)
www.operacity.jp/ag/exh199/

*「フィガロジャポン」2017年8月号より抜粋

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réalisation : CHIE SUMIYOSHI

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