異才デヴィッド・リンチが、創作の原点を自ら語る。

特集

異才の創作の原点はアトリエ、と得心できる薄明の魂の記録。

『デヴィッド・リンチ:アートライフ』

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自分の枠を押し広げた失敗作こそが、自分を次の次元へ導いてくれる。そうつぶやく初期の習作から、いかなる幸運がリンチ監督をカリフォルニアの光の彼方へ、映画へと誘導したか。そこがハイライト。だが、最大の見どころは、母の期待に添えぬ後ろめたさを抱えつつ、フィラデルフィアのアトリエに引きこもって「すべてを壊す不安」を絵に託した青年期のありさまと証言だ。『ツイン・ピークス The Return』の放送も話題のリンチの、打ち明け話をするような親密さがうれしい。

『デヴィッド・リンチ:アートライフ』
監督/ジョン・グエン、リック・バーンズ、オリヴィア・ネールガード=ホルム
2016年アメリカ・デンマーク映画 88分
配給/アップリンク
新宿シネマカリテほか全国にて公開中
www.uplink.co.jp/artlife

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*「フィガロジャポン」2018年3月号より抜粋

réalisation : TAKASHI GOTO

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