things to do 2019 新時代が始まる2019年は、「新しいレトロ」を楽しむ。

Culture 2019.01.22

デジタルネイティブ世代間で、大正&昭和を想起させるビジュアルや事象が「キッチュで可愛い!」と大ブーム。2019年はより幅広い世代を巻き込みそうな、新アドレスが発信するレトロカルチャーに注目。

東京會舘 新本舘

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1922年に誕生した東京會舘が、“新しくて伝統的”というコンセプトのもと、レストランとバンケット&ウェディングの複合施設として装い新たに開場。生まれ変わった本舘にも、ひさしのアイアンワークやバルコニーの手すりなど、初代本舘に取り入れられたルネサンス様式のデザイン意匠が受け継がれている。歴史が育んだ品格はそのままに、新しい感性を調和させた施設は一見の価値あり。スペシャリテの「ダブルコンソメ」も健在。

東京會舘 新本舘

東京都千代田区丸の内3-2-1
tel:03-3215-2111
www.kaikan.co.jp

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大塚のれん街

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JR大塚駅北口の古民家10棟が、大塚のれん街として再生。昭和レトロ感満載のグルメ横丁には海鮮居酒屋からタコ焼き店、餃子バル、果てはカラオケスナックまで、肩肘張らずに楽しめるユニークな11店舗が集結。その日の気分に合わせてハシゴ酒を堪能しよう。

大塚のれん街

東京都豊島区北大塚2-28/27 
www.otsuka-norengai.com

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タクスル

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日本人選手の活躍により、男女を問わず空前の卓球ブームが到来。タクスルは大人が気軽にプレイできる卓球の社交場だ。ビル内にはボウリング場もあり、レトロな趣が漂うアミューズメントをモダンな空間で楽しめる。

タクスル

東京都文京区後楽1-3-61 東京ドームシティ黄色いビル5F 
tel:03-3817-6008
www.tokyo-dome.co.jp/takusuru

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ニュールド カセットテープ&アーツ

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アーティストの平田八荒が手がけるショップ兼ギャラリースペース。アートと親和性の高い音楽のコンテンツを揃えて訪れる人を楽しませたいと、自らがハマったカセットテープを扱うように。主なラインナップは、海外でリリースされたロック、エレクトロ、ヒップホップなど。カセットテープモチーフの雑貨も揃う。「合理性を追求したデジタル音源とは対極にあるアナログ感や不便さが、音楽に向き合う時間をもたらしてくれる」と平田オーナー。独特のノイズやざらついた質感も、いままた新鮮だ。

ニュールド カセットテープ&アーツ

東京都墨田区向島4-20-16
tel:080-4325-5130
http://newld-tapes.tumblr.com

本誌3月号P71に掲載した電話番号に誤りがありました。
上記が正しい電話番号です。お詫びして訂正いたします。

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オークラ東京

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2015年に惜しまれつつクローズした本館が、オークラ東京として今夏、新装開業。オークラ プレステージタワーとオークラ ヘリテージウイング、ふたつの棟で構成される新施設では、旧施設の象徴でもあったロビーも忠実に再現される。

オークラ東京

東京都港区虎ノ門2-10-4 
tel:03-3582-0111
www.hotelokura.co.jp/tokyo/toward2019

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photo: YASUO YAMAGUCHI (TAKUSURU), réalisation: RYOKO KURAISHI

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