大竹しのぶ・稲垣吾郎らが出演、人生が詰まった舞台。

Culture 2019.04.03

夫婦たちの人生最悪のディナー、行き着く先は?

『LIFE LIFE LIFE 〜人生の3つのヴァージョン〜』

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出演の大竹しのぶ、稲垣吾郎、ともさかりえ、段田安則。チームを組むのは13年ぶり! KERA演出のもと、息のあった応酬を繰り広げてくれそうだ。

トニー賞を受賞した出世作『ART ー アート』をはじめとする戯曲、小説やルポルタージュ、映画などで多才ぶりを発揮するフランスのクリエイター、ヤスミナ・レザの代表作のひとつ(2000年初演)を、魅力的なキャストで日本初上演する。初めてレザ戯曲に挑むのはケラリーノ・サンドロヴィッチ。彼が翻訳劇を初演出し、高い評価を受けたオールビーの『ヴァージニア・ウルフなんかこわくない?』(06年)に出演した大竹しのぶ、稲垣吾郎、ともさかりえ、段田安則の4人が再結集するという話題の舞台だ。

登場するのは2組のカップル。とある一夜、彼らは世にも悲惨なディナータイムを過ごすことになる。何げなく始まった会話を、3つのアングルから描くという、立体的でスリリングな展開。「あるある」と共感し、「あらあら」と驚いて笑っているうち、浮かび上がってくる人間の心の本質に、劇場からの帰り道、いろいろなことを考えてしまいそう。 まさに人生が詰まった一作をご堪能あれ。

『LIFE LIFE LIFE 〜人生の3つのヴァージョン〜』
Bunkamuraシアターコクーン(東京・渋谷)
日程:4/6〜30
全席指定特設S席¥11,000、S席¥10,000、A席¥8,000 ※当日券あり。

●問い合わせ先:シス・カンパニー
tel:03-5423-5906
www.siscompany.com

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*「フィガロジャポン」2019年5月号より抜粋

réalisation : KAORI SHINDO

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