夜中に目が覚めてしまったら、どうすればいい?

Culture 2019.12.10

夜中に何度も目が覚めて、翌朝ぐったり……。そんなあなたに、すぐに眠りにつくための4つのコツを紹介しよう。

191209-les-astuces-pour-se-rendormir-apres-un-reveil-en-pleine-nuit.jpg夜中に目が覚めてしまい、再び眠ろうにも叶わず、朝起きてぐったり疲れていることはありませんか? photo:Getty Images

1.時計を見ない。

ついやってしまいがちだが、これは大きな間違い。時計を見るたびに、起床まであと何時間あるか計算してストレスが溜まってしまう。ベッドに入ったら、目覚まし時計を自分の方に向けないこと。デジタルディスプレイは睡眠を妨げるブルーライトを発するものが多いだけになおさらだ。就寝の1時間前に、スマートフォンも含め、すべてのモニターをシャットアウト。

2.呼吸を整える。

ヨガを取り入れた4-7-8呼吸法を試してみよう。羊の数を数えるより効果的だ。まず、舌の先を上の前歯の付け根のすぐ後ろにつける。セッションの間、舌はこの位置から動かさないこと。口から肺の空気を吐き出したら、口を閉じ、4つ数えながら鼻から息を吸い込む。息を止めて頭の中で7つ数える。次に、8つ数えながら口から息を吐き出す。これを繰り返す。3度目のセッションが終わる頃には、うとうとしてくるはずだ。

3.自己催眠をかける。

まだ眠くならない? そんなあなたは、本当に自分は眠いのだ、と自己暗示をかける必要がある。日々の健康管理の大切さを説く『Vital!』の著者であるフレデリック・サルドマンが提案する、イメージトレーニングがおすすめだ。自分の身体がとても重く、身動きができなくなり、身体がマットレスに沈み込んでいく、とイメージする。意識を身体に集中させ、頭、背中、腿と、全身がマットレスに完全に密着しているのを感じてゆく。この重さの感覚によって、本当に「眠りに落ちて」いくはずだ。

4.20分間だけ起きる。

上記で紹介した方法を試しても眠れないというあなた。ベッドの中で悶々としていても仕方ない。そんな場合は一度起き上がってみるといい。ただし、スマートフォンもパソコンも、テレビもつけないこと。コップ1杯の水か、ミントなしのティユル(リンデン)やカモミールなどのハーブティーを飲みながら、好きな本を少しだけ読む。20分以上起きていると逆効果なので気をつけて。

texte : Laurence Negroni-Nikitine (madame.lefigaro.fr)

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