メーガン妃、イギリスの市民権取得を断念?

Culture 2020.02.06

メーガン妃はもはやイギリス人になることを望んでおらず、この国籍を取得するためのプロセスをあきらめた、と1月25日の大衆紙「ザ・サン」は報じた。

200204-meghan-markle.jpgノッティンガム現代美術館を訪問するメーガン妃。(2017年12月1日、ノッティンガム)photo : Getty Images

「ザ・サン」は、メーガン妃がイギリス市民権の取得を断念したと報じた。サセックス公爵夫人であるメーガン妃は、2018年5月にハリー王子と結婚し、イギリスでの市民権取得に向けてプロセスを進めていた。

しかしながら、元女優であるメーガン妃はカナダに発つことを発表した。市民権の取得を断念し、むしろそのためのすべてのプロセスを放棄することを望んでいるようだ。「ザ・サン」によると、それを決定付ける規定がいくつかあるという。第一に、この市民権を取得するプロセスは長い。市民権を取得するためには移民法に従い、5年間待たなければならない。

厳格な法律

移民法上、ハリー王子の妻であるメーガン妃は、市民権取得を望む場合、90日以上イギリス国外に住むことができない。ある政府関係者は「ハリー王子とメーガン妃が王室離脱することは、イギリスへの強固なコミットメント、そしてイギリスに暮らしたいという強い意志を公の場で覆すことを意味します」と述べた。

メーガン妃は本来、市民権の申請をするにあたって、法律上3年間で270日以上をイギリス国外に出国してはならないが、メーガン妃はこれに従っていない。

メーガン妃は先日、カナダのバンクーバー島に、ハリー王子と息子のアーチーとともに到着した。

「メーガン妃とハリー王子は、(メーガン妃がイギリス国籍を取得するため)引き続きイギリスにも暮らすつもりです」と、法律事務所ウェストキン・アソシエイツの移民弁護士マイケル・マジアーノはフランスのニュース週刊誌「レクスプレス(L'Express)」に語った。

メーガン妃とハリー王子は、今後は公爵と公爵夫人としてではないものの、カナダとイギリスの両国で暮らすことを切望している。

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texte : Lisa Kassab (madame.lefigaro.fr), traduction : Hanae Yamaguchi

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