プリンス&プリンセスが3人揃って、医療従事者に感謝。

Culture 2020.03.28

ウィリアム王子とキャサリン妃の子どもたちが3月26日、イギリスの医療従事者に対して感謝の気持ちを表現した。ケンブリッジ公爵家のツイッターで発表されたビデオには、世界を巻き込んでいるパンデミックに立ち向かい、貢献する医療従事者たちに拍手を送る3人のプリンス&プリンセスの姿が映し出されている。

200328-prince-jpg

医療従事者に拍手をする、シャーロット王女、ジョージ王子、ルイ王子。(2020年3月26日、イギリス・サンドリンガム) photo : Abaca

キャサリン妃がルイ王子を抱いて、ロンドンのセント・メアリー病院の玄関に立ったのは2018年4月のこと。それからすでに長い月日が経ち、あのベビーもいまではすっかり大きくなった。3月26日にケンブリッジ公爵家のツイッターにアップされたビデオはその成長ぶりをうかがわせている。ビデオにはジョージ王子、シャーロット王女、ルイ王子が、石壁の前に立って拍手をする様子が映し出されていたのだ。イギリスの国営医療システムである「国民保険サービス(NHS)」の医療従事者に対して、ケンブリッジ侯爵家が感謝の気持ちを表現するために撮影されたビデオだ。

 

左には、マリンストライプのトップスを着た4歳のシャーロット王女が、ビデオの最後にちょっとした笑い声を上げている。中央のルイ王子はもうすぐ2歳。ちょっと心配そうに、懸命にお兄ちゃんとお姉ちゃんを真似ている。右は6歳のジョージ王子。マリンブルーのポロシャツを着て、大きな笑みを浮かべている。「お医者さん、看護師さん、薬剤師さん、ボランティアのみなさんとNHSの皆さん。COVID-19に感染した人たちのために休みなく働いているみなさん、ありがとう」と、キャプションが添えられている。すでに再生回数は200万回近くを記録している。

チャールズ皇太子、女王、ウェセックス伯爵家の感謝の意。

フランスでも毎晩20時に行われている医療従事者への感謝だが、ケンブリッジ侯爵家のほかにも、王室メンバーたちがそれぞれにオマージュを捧げている。新型コロナウイルスへの感染が確認されてスコットランドのバルモラル城で隔離生活を送っているチャールズ皇太子も、3月26日、クラレンスハウスのインスタグラムにビデオをアップした。ウィルス検査で陰性が確認されて別室で外出制限生活を送っているカミラ夫人とビデオカンファレンスしながら、ともに医療関係者に拍手を送る姿が映っている。

エリザベス女王も、医療従事者の献身を称えた。王家のインスタグラムは3月26日、外出制限が発令される以前に女王陛下が行った病院のスタッフ訪問の写真をアップしている。

それらの写真に加え、息子のエドワード王子とソフィ夫人のウェセックス伯爵一家が子どもたちとともに、やはり医療従事者へ拍手を送るビデオも紹介。すでに14,700以上の感染者数(3月28日現在)が発表されているイギリスの医療従事者にとって、この上ない励ましになっているはずだ。

ウェセックス伯爵一家からの感謝や、エリザベス女王が病院を訪問する写真を投稿。(@theroyalfamilyの投稿より)

【関連記事】
チャールズ皇太子、新型コロナ感染を公表。女王は無事。
新型コロナウイルスvsフランスで、オペラ座バレエを無料視聴。

texte : Chloé Friedmann (madame.lefigaro.fr)

Share:
  • Twitter
  • Facebook
  • Pinterest

フィガロワインクラブ
Business with Attitude
キーワード別、2024年春夏ストリートスナップまとめ。
連載-パリジェンヌファイル

BRAND SPECIAL

Ranking

Find More Stories