ウィリアム王子とハリー王子、祖父の葬儀でついに再会。
Culture 2021.04.18
1年以上前から会っていなかった3人。ハリー王子とウィリアム王子、そしてキャサリン妃が、4月17日のフィリップ王配の葬儀で再び顔を合わせた。そしていくつかの言葉が交わされた。
キャサリン妃、ハリー王子、ウィリアム王子。フィリップ王配の葬儀にて。(ウィンザー城、2021年4月17日)photo : Berzane Nasser/ABACA
ウィンザー城のセント・ジョージ礼拝堂に向かう、祖父フィリップ王配の棺につき添う葬列では、ふたりは互いに離れて歩いた。
前日に発表された公式の手順に従って、ウィリアム王子とハリー王子は、いとこのピーター・フィリップスを挟んで葬列に参加。礼拝堂では、ケンブリッジ公爵夫人であるキャサリン妃だけが出席し、メーガン夫人は妊娠を理由にアメリカに残った。
コロナウィルス感染対策のために、ロイヤルファミリーのメンバーは全員、互いに数メートルずつの距離を取った。けれど、セレモニーの後、ふたりの兄弟がついに言葉をかけ合った。
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キャサリン妃のデリカシー
ウィリアム王子は妻のケンブリッジ公爵夫人とともに礼拝堂でのセレモニーに参列した。礼拝堂を出ると、チャールズ皇太子のふたりの息子は、葬儀を執り行ったカンタベリー大主教と言葉を交わした。そしてハリー王子はまずキャサリン妃と、そしてその後、ウィリアム王子と話しはじめた。キャサリン妃は次第に歩く速度を落とし、兄弟はふたりだけで会話を続けた。
ここでどんな会話が交わされたのかは知る由もない。おそらくいくつかの慰めの言葉だろう。ふたりは、ハリー王子とメーガン夫人がロイヤルファミリーの公職から去って以来、会っていなかった。それは、すでに1年以上も前のことになる。
texte : pascaline potdevin (madame.lefigaro.fr)