世界が注目したロイヤルウェディング映像が復元！

1981年7月29日、7億5千万人のテレビ視聴者の前で、チャールズ皇太子はダイアナ・スペンサーと結婚した。40年後の記念ドキュメンタリー番組では、世界的なイベントの復元映像が公開されている。

【関連写真】いまも色褪せない、ダイアナ妃のウェディングドレス。

 

3500人のゲスト、74カ国7億5千万人のテレビ視聴者、1万個のスパンコールで刺しゅうされたウェディングドレス、7.6メートルのトレーン......。

1981年7月29日に行われたチャールズ皇太子とダイアナ・スペンサーの結婚式は、現代史における最大級のイベントの一つとして語り継がれている。40年後のドキュメンタリーでは、当時の映像が復元されている。

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未発表の証言

7月15日にBritBoxで放送された「The Wedding of the Century」は、ゲスト、ジャーナリスト、フォトグラファー、そして結婚式の運営に携わった職人や王室スタッフの未発表の証言をもとに、式の流れを再現している。

その中には、新婦のブーケを作ったチーフロイヤルフローリストのデヴィッド・ロングマン、セントポール大聖堂で聖歌隊を指揮した音楽監督のバリー・ローズ、そしてダイアナと共に14週間かけてウェディングケーキを作った英国海軍のパン職人長デイヴ・エヴリーも含まれている。

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ダイアナ妃像

しかし、おとぎ話のような式から始まった結婚生活は1996年に終わりを告げ、翌年、ダイアナはパリで悲劇的な死を遂げる。

永遠のハートの女王ダイアナは現在、銅像になってケンジントン宮殿のサンクンガーデンに鎮座している。7月1日の彼女の60歳の誕生日には、除幕式が行われた。

彼女の忘れられないウェディングドレスは、「英国王室のパブリックイメージを作り上げ、英国のモードを世界の舞台に押し上げるのに貢献した」作品を展示する展覧会Royal Style in the Making展（2022年1月2日まで、イギリス・ケンジントン宮殿で開催中）でも見ることができる。