化石や道具がアートになり、私たちに問いかけてくる。

Culture 2020.07.31

「もの」が紡いできた、変化や移動の軌跡。

カディスト・アート・ファウンデーションとの共同企画展
『もつれるものたち』

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藤井光『Fukushima Cultural Property Center』2019年
福島の帰還困難区域にある資料館からいまも、避難したままの展示物。

パリとサンフランシスコを拠点とする財団との共同企画。木、化石、道具や工芸品など、場所や時代と結びついた「もの」を12組の作家が多角的に見つめ、物質や生き物、意味や価値、記憶を運ぶものとして紡いだ変化や移動の軌跡を描き出す。

カディスト・アート・ファウンデーションとの共同企画展
『もつれるものたち』

会期:開催中~9/27
東京都現代美術館(東京・清澄白河)
営)10時~18時(展示室入場は閉館の30分前まで)
休)月、8/11、9/23 ※8/10、9/21は開館
料)一般¥1,300

●問い合わせ先:
tel:03-5777-8600(ハローダイヤル)
www.mot-art-museum.jp

※この記事に記載している価格は、標準税率10%の税込価格です。
※新型コロナウイルス感染症の影響により、開催時期および開館時間が変更となる場合があります。最新情報は各作品のHPをご確認ください。

*『フィガロジャポン』2020年9月号より抜粋

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réalisation : CHIE SUMIYOSHI

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