いまこそ寓意を噛みしめたい、巨匠ルドンの版画展。

Culture 2020.11.05

奇想の生きものが跋扈する幻想と神秘の世界。

コレクション展『生誕180年 オディロン・ルドン版画展』

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オディロン・ルドン『ゴヤ頌』《4…胎児のような存在もいた》 1885年 リトグラフ、紙 神奈川県立近代美術館蔵

19世紀末から20世紀初頭にかけて活躍したフランスの象徴主義を代表する画家オディロン・ルドン。本展ではその生誕180年を記念し、所蔵作品からルドンの5つの版画集を展示。奇想の生きものたちが跋扈する、その幻想と神秘の世界を紹介する。ルドンが世紀末に暗示した寓意を動乱の現代に反芻したい。

コレクション展『生誕180年 オディロン・ルドン版画展』
会期:開催中~12/20
神奈川県立近代美術館(神奈川・葉山)
営)9時30分~17時
休)月
※11/23は開館 
料)一般¥250

●問い合わせ先:
tel:046-875-2800
www.moma.pref.kanagawa.jp
神奈川県立近代美術館のご利用についてのお願い

「フィガロジャポン」2020年12月号より抜粋

※新型コロナウイルス感染症の影響により、開催時期および開館時間が変更となる場合があります。最新情報は各展覧会のHPをご確認ください。

réalisation : CHIE SUMIYOSHI

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