ポートランド発ライフスタイル誌『KINFOLK』が世界初となる写真展を東京で開催。

食や暮らしの美しい風景、愛する人たちと集う時間を題材にし、世界中にファンを持つライフスタイルマガジン『KINFOLK』。ネイサンとケイティー、ダグとペイジという二組の夫婦により、アメリカ・オレゴン州で創刊され、美しいビジュアルが見る者を惹きつけてやまない。

その世界観を担ったとも言える、創刊当初より活躍する二人の女流写真家、カリッサ・ギャロとローラ・ダートの作品を集めた、世界初となる写真展をDIESEL ART GALLERYにて開催中だ。

Photo: Carissa Gallo

ギャロは愛する海、素敵に年をとること、日常生活の美しいひとこまにインスパイアされた作品を生み出すカメラマン。そして、ダートはアメリカ横断のロードトリップ、ギリシャの船旅、ヨーロッパのバックパッキングなど、旅するなかで出会った視覚、音、味といった、五感の断片をファインダー越しに切り取った作品を制作。

Photo: Laura Dart

展示会のタイトル「KINFOLK: The Shared Table」は、写真家、ライター、スタイリスト、シェフなど、この雑誌に携わる多くの人々によって育まれた、ひとつのテーブルを囲むように集う世界観を表現。「料理すること、何かを作ること、何かをすることを楽しみながら、創造性にインスピレーションを与えること」。KINFOLKのコンセプトを表現するこれらの作品を通して、あたかも彼らがホストを務めるディナーテーブルにともに座ったかのような、インティメートなアート鑑賞を体験して。