ナタリー・ポートマンがハーバード大学で基調講演、学生生活を振り返る

Culture 2015.06.02

女優のナタリー・ポートマンは、初めてハーバード大学の門をくぐったとき、"おバカな女優"のレッテルを返上する決意に燃えていたという。ナタリーは1999年から2003年までハーバード大学で学び、心理学の学位を取得している。そして5月27日に開かれた同校の「カレッジ・クラス・デイ」セレモニーで基調講演を行い、当時を振り返った。

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「1999年に1年生としてやって来たとき、この大学の一員になれるほど自分は賢くないと思い、何かの間違いだと感じていました」とナタリーは語った。「ちょうど映画『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』の公開直後だったので、有名人だから入学させてもらっただけで、厳しい試験をくぐり抜けたわけではないと思われているのではと不安でした」

ナタリーは、夫でダンサーのバンジャマン・ミルピエとの間に息子のアレフ君をもうけている。しかし今回のスピーチでは、今は幸せな家庭があるとはいえ、ハーバード時代にはつらい時期もあったと認めた。「ここで過ごした時期を美化するのは簡単ですが、つらい時期もありました」とナタリーは続けた。「19歳で初めての失恋を経験したり、うつの副作用があるために販売中止となった避妊薬を飲んだりしたことも......」

ハーバード大学に入学する前、ナタリーは女優としての夢は「どうでもいい」と感じていたという。しかし学位を取得して卒業すると、自分の才能を発揮できる場所に気づいたようだ。「現場に戻って、もっと映画に出たいという自分の気持ちに気づきました」とナタリー。「理由を取り戻したんです」

©Cover Media/amanaimages

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