スキ・ウォーターハウスが『高慢と偏見とゾンビ』撮影時に泣いた理由とは?
Culture 2015.12.18
人気モデルで女優のスキ・ウォーターハウス。モデルとしてバーバリーをはじめとするハイブランドに起用され、現在は女優としても活躍している。人気小説『高慢と偏見とゾンビ』を映画化した『Pride and Prejudice and Zombies(原題)』ではキティ・ベネットを演じ、いくつかのシーンでアクションの特訓を受ける必要があった。しかし幼い頃おてんばで、格闘技が大好きだったスキには何の問題もなかったようだ。
「小さい時から空手を習っていて、父が地元で教えていたの」とスキは『Marie Claire』誌で説明した。「でも胸が大きくなってきたからやめたの。パンチが痛くて我慢できなくなったから」
スキは最新作で見た目を完全に変えているが、残念ながら自分が望んだ姿ではなかったようだ。ベラ・ヒースコートやリリー・ジェームズら他の共演者がセクシーな衣装でドレスアップしたのに対し、スキは野暮ったいキャラを演じているため、ブロンドの髪を灰色に染めなければならなかった。
「(モデルのオーディション番組)『アメリカズ・ネクスト・トップモデル』を見ていると、(出場者がメイクを大改造する時に)『どうしてこの人たちは髪型で泣くほど大騒ぎしているの?』と思うものだわ」とスキは説明した。「でも、それが自分の身に起こるなんて! バカみたいに聞こえるかもしれないけど、自分も泣いたわ」
同作はジェーン・オースティンの古典的恋愛小説をベースとした小説の映画化で、ゾンビたちが大暴れする。スキは当初、おっかなびっくりで撮影にのぞんだが、今では出演してよかったと感じている。
「エージェントからのメールを読んだ時、『こんなのひどい!』と思ったわ」とスキは笑った。「でも、脚本を20ページ読んだら、『これって最高!』と思った。ふたつの異なる世界がひとつになって、とんでもないことになっているの」
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