ダンサー首藤康之さんが、『アポクリフ』公演に先駆けて
ドリス ヴァン ノッテン 青山店でパフォーマンス!
Culture 2010.09.01
バレエ、コンテンポラリーなどジャンルを超えて活躍するダンサー、首藤康之さんが、いまダンス界でもっとも注目を集める振付家・ダンサーであるシディ・ラルビ・シェルカウイ、アクロバットダンサーのディミトリ・ジュルドと組んで実現した夢のダンス公演、『アポクリフ』。2007年9月にベルギー王立モネ劇場で初演されて以来ヨーロッパ各国で大絶賛を浴びてきた公演だ。
待ち望まれた日本公演がついに9月4日、5日に迫った先日、この公演の衣裳を手がけたドリス ヴァン ノッテンの青山のショップにてレセプションパーティが開催され、首藤康之さんによるパフォーマンスが行われた。
ドリス ヴァン ノッテン 青山店2Fにて。窓に面して設置された大きなベンチを舞台に、首藤康之さんがダンスを披露した。
シディ・ラルビ・シェルカウイの振付を踊る首藤康之さん。
この貴重なパフォーマンスを目撃するために、大勢のひとが詰め掛けた。
ショップ外観の壁と、パフォーマンスが行われた2階のベンチ前には、始まる前から『アポクリフ』のリハーサル映像が映し出され、ショップ全体が高揚した雰囲気に包まれるなか首藤さんが登場。ドリス ヴァン ノッテンの衣裳に身を包み、シディ・ラルビ・シェルカウイから初めて受けたという振付を披露した。
キリスト教の聖書の外伝を意味するタイトル『アポクリフ』。ダンサーとしての背景も個性もまったく異なる3人のダンサーが集結し、音楽はフランスのグラミー賞に輝くアカペラグループ、ア・フィレッタが舞台上で歌声を聴かせたり、文楽を思わせる人形が登場したりと、かつて観たことのない刺激に満ちた公演だ。
3人のダンサーが3人のダンサーが夢の共演。人形を用いたり、大量の本が象徴的に舞台上に置かれたり、舞台装置にも注目。
ドリス ヴァン ノッテンのスタイリッシュな衣裳を纏って踊る首藤さん。
「今晩踊ったダンスは、『アポクリフ』のいちばん最初に登場します。この作品は"死"という重いテーマを扱っていますが、とても美しいダンス作品です」と首藤さん。たった2日間という貴重な公演、ぜひお見逃しなく!
*ドリス ヴァン ノッテン 青山店での首藤康之さんパフォーマンスの動画も、近日中にアップ予定です。お楽しみに!
●9月4日、5日
●Bunkamuraオーチャードホール(東京・渋谷)
●S席¥11,500、A席¥9,500、B席¥7,500
問い合わせ先:カジモト・イープラス Tel 0570-06-9960
http://kajimotomusic.com
ドリス ヴァン ノッテン 青山店
東京都港区南青山5-5-4
Tel 03-5766-8607
営)11時~20時
不定休
http://www.driesvannoten.be