『プラダを着た悪魔』、約20年ぶりの続編ニュース! 進行状況は?
Culture 2024.07.19
あの映画が帰ってくる?! それは一体いつ? 編集長のミランダはどうなっている? 現時点でわかっていることをお答えしよう。
2006年6月、『プラダを着た悪魔』のニューヨーク・プレミアにて。photography : Curtis Marion / Curtis Marion / Startraks / ABACA
2024年2月、SAG(全米映画俳優組合)賞の授賞式でメリル・ストリープ、アン・ハサウェイ、エミリー・ブラントの「プラダ」トリオが18年ぶりに登場! その姿に映画ファンならずとも、ミランダと2人のアシスタントがカムバックかとおおいに盛りあがった。
そんなファンたちの思いが届いたのか。メリル・ストリープが鬼編集長、ミランダ・プリーストリーを演じた映画の続編が近々実現する噂が即座に駆け巡った。米デジタルメディア「Puck」によると、『プラダを着た悪魔』の脚本家、アライン・ブロッシュ・マッケンナが現在、続編に取り組んでおり、同プロデューサーのウェンディ・フィネルマンも続投の可能性があるとのこと!
いまのところ、この件に関して契約は一切結ばれていないそう。しかしながら、「Puck」はメリル・ストリープやエミリー・ブラントとの交渉が進行中と報じている。それぞれ元の役、すなわちランウェイ誌編集長と、彼女に振り回されつつ献身的なアシスタントでの出演交渉とのことだが、続編はインターネットやSNSが優勢な時代背景を反映したものになりそうだ。
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「あまり期待しないで」!?
このニュースに誰もが色めき立つ一方で、アンディ役のアン・ハサウェイは2024年4月、「エクストラ」TVのインタビューで、「あまり期待しないで」とファンに釘を刺した。
2024年2月、エミリー・ブラントも続編で1作目の成功が損なわれるのを警戒したのか、「時に物事は泡の中で大切に保存されるべきであり、それでいいのです 」と語った。もっとも2018年には、「ピープル」誌に、もしも「みんながやるなら」やってもいいと言ったこともある。メリル・ストリープはこの件に関して一切口をつぐんでいる。さてどうなることだろうか。
text: Louise Ginies (madame.lefigaro.fr)